サブスク感覚でお金を増やす。定額積立を活用したじぶん投信の作り方。

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あなたが会社員なら、もはや何かしらのサブスクリプションを利用していることでしょう。

 

サブスクリプション、通称サブスク。一つの商品と一つの会計ではなく、毎月一定額を支払うことによって、サービスが継続されるという仕組みのことです。

 

身近な例では、Amazonプライムiphone MUSIC、hulu、Netflixなどがそれに当たります。spotifyやaudibleなどもそうです。最近ではyou tubeプレミアムなんかも積極的に参入してきています

 

もっと現実的な例では、賃貸物件もひとつのサブスクです。ウォーターサーバーのサービスなんかもこれになります。

 

この特徴は、その定額が少額であることと、得られるサービスがあまりに生活に密着しすぎていて、一度ハマるとやめられないということです。多くの企業が近年この支払方式を取り入れています。

 

投資を、このサブスクの感覚を活かしてやってみる。というのはどうでしょうか。

 

目次

 

サブスク感覚でお金を増やす。定額積立を活用したじぶん投信の作り方。

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これだけサブスクがトレンドになっているのに、はたして投資には導入されていないのでしょうか。

 

そんなことはありません。すでに考え方としては導入されていますし、それで資産を増やしている人たちはたくさんいます。

 

あなたがもし忙しい会社員や主婦であるなら、なおさら取り入れるべき方法だと思います。

 

それが定額投資です。毎月決まった金額を投資にふり向けることによって、自分の資産を増やしつつ、配当も増やしていく、というやり方です。

 

そんなわけで今回は、定額積み立てで投資をいくつか行い、それらを組み合わせてあなた自身の投資信託を作り上げる方法について考えてみたいと思います。

 

そして、多くのサブスクリプションが、毎月一定額を支払うことによってサービスを受けられるように、毎月資金投下していくことによって、インカムゲインを増やしていく方法についてお話ししていきます。

 

ポイントは、無理なく始め、やがてやめられなくなるというところです。やがて得られる多くの配当に、投資がやめられなくなる。そんな積み立てをしていきましょう。

 

1.最初は月3,000円くらいの少額で3ヶ月ほどスタートしてみる

~リスクがどのくらいなのかを知ろう~

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はじめは、本当に少額からでいいと思います。現在、数千本の投資信託がネット証券で販売されていますが、かなり良質な投信でも、100円から購入することができます。

 

積み立て方式についても、毎日でも、毎週でも、毎月でも投資できます。いまや金額だけでなく、投資期間も投資家が選べるようになっています。

 

いい時代になったものです。毎日100円ずつ、ドルコスト平均法を十分に使いながら購入することもできます。

 

ドルコスト平均法については、以下の記事の「ドルコスト平均法について」をご覧ください

 

www.oaoaarcade.work

 

 

また、投資信託はもともと長期投資用の投資商品ですので、株価のように毎日コロコロ大きく変動することはありません。ですので、月ごとに毎月1日や給料日の25日に、どんと3,000円位を購入する形でもいいかもしません。

 

とにかく、そのくらいの少額でいいと思います。一ヶ月のどこかで飲み会を一回がまんすれば捻出できる金額ですので、まずはそのくらいから始めてみることをオススメします

 

大切なのは、この少額投資によって、毎日投資信託を抱えることにまず慣れることです。

 

銀行だって、いまやリスクゼロではありません。引き出しや振込み時に手数料もとられますし、インフレに対応するような金利もつきません。ドコモ事件のように、いきなり口座からお金が抜かれてしまうリスクもあります。

 

しかし、ほとんどの人は銀行にお金を預けることには抵抗を感じません。

 

そうしたリスクが身近ではないことはもちろんですが、財布や自宅のタンス、金庫などに自分のお金を全て入れておくよりも、銀行においてくことに皆全幅の信頼を置き、それに慣れています。

 

 

投信自体も、投資ですので、もちろんリスクはあります(投信の方がよっぽど正直な表現をしていると思いますが)。しかし、そのリスクが意外と思っていたほど痛手ではないことも、投信を抱えてみればわかると思います。

 

投入した100円は、たしかに90円や80円に一時的に下がってしまうことはあると思います。しかし、急に50円や30円くらいになってしまう、ということはありません。

 

健全な投信のほとんどは、投資家の信頼を得るべく、手数料を下げ、収益をあげようとしているからです。それが自分たちのファンド(投信)が一番伸びる方法だと分かっています。

 

手堅く、かつ年率5%くらいの利回りで伸びている投資商品については、こちらの記事をご参考ください。

 

www.oaoaarcade.work

 

 

2.月10,000円で、本格的にリスク管理

~実際に含み損を感じてみよう~

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実際に、月3,000円、一日100円を投資、それも投資信託に投じてみると、思ったほど暴落しないことが分かると思います。

 

なにしろコロナ禍まっただ中で世界的に株価が暴落していった2020年4月から6月にかけてみても、投資信託の下がり方は揺るやかでしたし、しかも、もう元に戻っているファンドもあります。

 

そんなわけで、暴落しまくる、大損するということがそれほどない、ということが自分の実感として感じられたら、もうすこし投下する金額を増やしてきます。

 

いままでの約3倍となる、月10,000円の資金投下です。これは平均年収500万円と言われる会社員とすれば、ちょっと痛手となる額です。一日300円の資金投下となります。

 

こうした、ちょっと胸に痛みをおぼえる額を投入していくことで、投資への興味を保ちます。なおかつ本格的に損が出たとき、自分の気持ちを整理する経験も覚えていきます。

 

投資をしていれば、当然価格が下がることもあります。先月投下した10,000円は、あっさりと9,000円になってしまうことなどは、ザラです。

 

ましてや、投資についての情報が素人級のところから購入を始めるとなれば、なおさらです。

 

 

ですがこうした経験を踏まえて、どの投信を選ぶべきなのか、どのタイミングで買うべきなのか、という思考をトレーニングしていくわけです。

 

こうした、利確していない状態で損が出ている状態を、含み損の状態といいます。実際に含み損を抱えると、精神的に影響が出ます。

 

自分はこのくらいの額でやると、どのくらい心理的に影響が出るな、とか、本業への影響はどのくらいかな、とか、意外とたいしたダメージもなくもっとやれると思うか、などをじっくりと感じ取っていくことで、ある程度の含み損に対する免疫を強化していきます。

 

と同時に、これくらいの額だと、含み損を抱えないために自分なりの対策を打ち始めるはずです。こうした行動が、明日の配当、1年後の配当、10年後の配当を変えていきます。

 

3.さらに金額を増やし、増やす投資へ

リスク管理とリバランシングの重要性を理解する~

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含み損を抱えても、心理をきちんとコントロールでき、次への対策を打てるようになるには、少し時間がかかるかも知れません。

 

ですが、これができるようになると、より攻める投資に転換できる土台ができます。

 

おそらく、上記のような状態になっていれば、すでに月10,000円ではなく、自然と貯金がうまくなり、毎月の投資額は上がっているはずです。

 

机上の空論ですが、月50,000円を毎年5%で運用すれば、20年で2000万円、30年で4000万円を超えます。

 

月5万を捻出し、年間で5%以上の割合で増やし続けていけば、かなりの額にふやすことができます。

 

ここまで来れば、守りに関しては一通り完成です。ここからは毎月数万円を捻出し、5%の利回りを超えるような利回りを無理なく目指す、攻めの投資も行っていきたいところです。

 

このあたりまで来ると、4つか5つくらいの、人によってはもっとたくさんの投資商品を抱え、それぞれに少額ずつ、定期的に資金を投下していることと思います。

 

自動的に積み立てができるサービスは、各証券会社でもたくさん用意されていますので、定額積み立てにしていくことで、数種類の投資を無理なく行うことができます。

 

 

ここまで来たら、自分の投資先を見直してみます。長期に投資していると、なかなか成果を出してくれないもの、思わぬ成長を遂げているものなど、成長度合いが分かれてきます。

 

最初はどの投資も、おそらく満足いく利回りを出すために選んだものだと思いますが、このあたりで、庭師の剪定のように、伸びが悪い投資への資金投下を減らし、伸びの良いものへの資金投下を増やしていきます。

 

完全に資金投下を断ってしまうものの出てくるかも知れません。それは景気によって伸びが左右されるかどうか、完全にその商品が駄目なのかを見極めるようにします。

 

基本的には株や先物を中心とした投資信託ETFなどは景気のいいときに多めにしておき、債権を中心とした商品は景気の悪いときに多めにしておくと、場面に合わせての伸びが期待できます。

 

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このようにして、状況や展開に合わせて、投下資金を調整したり、持つ資産の割合を変えていくことをリバランシングといいます。

 

不況の時には債権や不動産のような不況に強いしぶとい商品、好況の時にはガツンと伸びる株や先物のような商品に資産をシフトしていくのです。

 

こうして定額積み立てとリバランシングをくり返していくと、数年後には10種類以上は投資商品を持っていることと思います。

 

一般にはこの組み合わせのことをポートフォリオなどと呼んでいます。ごく簡単にいえば自分で自分に投資信託をつくって提供しているようなものです。

 

あなたらしい、じぶん投信が出来上がっているというわけです。どのアドバイザーからも教わることのない、自分の生活にあった、少なくとも自分が一番信用できる投資信託の出来上がりです。

 

今後もサブスクのように定期的に一定額を資金投下しながら、持っている資産の配分を状況に合わせて変更していきます。まさに自分がで自分のファンドマネージャーとなるわけです。

 

投資について経験を増やしながら、且つ学びながら長期に投資していくので、割と楽しんで継続できますし、なにより自分で判断していると言う納得性が悔いを残しません。 

 

まとめ 将来欲しい額を計算し、じっくりとインカムゲインを増やす

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ここまでの話をまとめますと

1.最初は月3,000円くらいの少額で3ヶ月ほどスタートしてみる

~リスクがどのくらいなのかを知ろう~

 

投資を下手に始めれば、大損する、という思いが強い人はおおいですが、パチンコや競馬とは違います。負けたら全部を失うわけではありません。そのことをまずは少額の運用で肌で感じることがオススメです

 

2.月10,000円で、本格的にリスク管理

~実際に含み損を感じてみよう~

 

すこしストレスフルな額を毎月投入しながら、さらには実際に含み損をしてみて、自分の気持ちの中にどのくらいの影響がでるのかを推し量るのも面白いと思います。

 

3.さらに金額を増やし、増やす投資へ

リスク管理とリバランシングの重要性を理解する~

リスク管理が身についたら、投資先を見つめ直して、資金の投下配分を変えていきます。また、すでに買い込んだ資産も、好況・不況などの場面に応じて配分を変えていきます。徐々に伸びないものは断ち、伸びる投資に注力していく体制を整えていきます。

 

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ここまでの購入対象は、すべてインカムゲインのタイプの投資についてです。ですので今回はテクニカルトレードの場合の資金投下の仕方ではありません。

 

豊かになるには10~20年はかかる手法となりますが、じっくりとお金持ちになるには、手堅い方法と言えると思います。

 

この投資を行いながら、自分は将来いくら必要で、だからいつまでにいくらを用意するという計算を行っていきます。たとえ皮算用でも、計画は立てる必要があります。

 

将来に向けて欲しい額が、漠然とではなく、具体的に決まっていれば、そこに向けて細かな予定を積み上げていくことができます。

 

 

その欲しい額を計算し、豊かになった時のことを想像しながら、じっくりとお金持ちになってみるのはいかがでしょうか。

 

資産が大きく増える頃には、毎月のサブスク感覚で支払ってきた金額も、いつの間にか投資の配当が払ってくれることになります。

 

積み上げた小さな成長の先に、豊かな将来があります。僕もぜひ楽しみながら、サブスク感覚でじぶん投信を強固にしていきたいと思っています。

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