いまあなたは起業すべきか。独立に向かう心構え3つ

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いまあなたは、かつて夢に描いた将来の姿になっているでしょうか

20年くらいを会社に捧げ続けてきて、40歳くらいを迎えると、社会人としてはひとかたの人物です。

家族もでき、一家の大黒柱としても忙しい頃でしょう。

定年まであと20年、仕事も完全に覚え、脂の乗っているころではないでしょうか。

ですが、出世コースに乗っているのか、そうでないのかもわかってしまう頃です。

 

若い頃に夢見た、高い地位、高い給料は全員が狙えるとは限りません。

 

いまあなたは起業すべきか。独立に向かう心構え3つ

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会社員が起業する事例が増えています。

 

会社に縛られずに生きる方法を考える中で、起業に行き着く、という方も多いのではないでしょうか。

 

とはいっても、起業したいけど、うまくやっていけるか、生きていけるのか、と心配になることもあるでしょう。

 

起業した会社が、10年後も存続していられる可能性は、6%と言われています。

 

そう聞くと、とても現状の生活を辞めて起業するなど、自殺行為に見えるでしょう

 

さらにはコロナ禍となってしまい、ホテルや飲食店もたくさん倒産しています。こうしたトラブルを見てしまうと、やはり現状のままでいいかな、と考えがちです。

 

僕も起業して、1年と4ヶ月になりました。辞めるときはとても悩みましたし、起業するときもとても悩みました。

 

まだ左うちわな生活とは言えませんが、起業してようやく会社員時代の給料に並びかけてきました。とくにストレスが全くなくなって、それだけでも凄くよかったと思っています。

 

そこで、会社を辞めたいけど将来に不安な過去の自分や、起業したくて背中を押して欲しい過去の自分に向け、独立への気構えを書いておこうと思います。

 

だから、心構えといっても、気負わなければいけないこと、ではなくて、前向きに気持ちを整えるための心構えです。

 

一年ちょっと前の僕と同じ状況の方がいたら、お役に立てたら幸いです。

 

意外と、独立しても結構いけるかも、と思ってもらえたら幸いです。

 

1.会社員をやれるなら大丈夫

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まず、会社員をわりときっちりとやってきていて、10年くらい経っているなら、基本的には大丈夫です。

 

確かに起業は、面倒な書類な準備や資金繰りなどがあり、一筋縄ではいかない業務が重なります。

 

しかし、会社員はもともとこうした起業時の事務作業を遥かに上回る量で書類を出しています。

 

しかも、提出物が増えるたびに、自分なりに仕事を効率化していきます。

 

OA技術のアップはもちろんのこと、アウトソーシングの活用、連携者とのコミュニケーション、ときには仕事を断って作業量を調整することも。

 

10年くらい会社員であれば、心配しなくてもその辺りの技術は身についています。

 

なにも、起業したら特別に才能を発揮しなければいけないわけではありません。一般の社会人として、遜色ない程度に社会的な対応ができればよいのです。

2.覚悟できていると、最悪の想定は起きない

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起業しよう、独立しよう、と思えば、ほとんどの人は、それなりに先のことを考えることでしょう。それも、もしものことに備えて、マイナスのことを考えることもあるかも知れません。

 

失敗すれば、家族を路頭に迷わすかも知れない。そのときは離婚することになるかも、子供とも離ればなれで生活するかも、、、

 

サラ金に追われたり、過酷な労働に耐えなければいけなくなったり、一生チャンスに恵まれないくらいどん底の生活を味わうかも知れない、、、

 

いま自分の周りにいる友人や家族、同僚からは、馬鹿なことをしたもんだ、とか、無茶なことしなければいいのに、など、冷笑されるかも、、、

 

そんな思いをすることになるなら、いまの生活を幸せだと思うようにしよう。これ以上の豊かさなんか求めずに、いまの幸せをしっかりと感じることが大切なんだ。なんて想いが頭をよぎるかも知れません

 

結果、現状維持バイアスに腰を落ち着けられてしまうかも知れません。

 

ですが、こんな想像が容易に思いつく方であれば、ある意味起業のための心の準備は整っていると言えると思います。

 

そういう人は、むしろそんな生活にならないように、資金繰りを十分気をつけよう、とか、仕事を取りつづけるように工夫しよう、とか、苦しい仕事や恥ずかしいことでもやっていこうと言う気持ちも芽生えているはず。

 

また、厳しい生活になってしまったとしても、生活をサイズダウンする、資金繰りを切り詰める、成功するまで夢を見続ける、というような覚悟も、同時にできているんじゃ無いかと思います。

 

世の中、捨てる神あれば、拾う神ありです。あなたのこと、あなたの商品やサービスを受け入れてくれない人もいれば、喜んでほしがる人もいます。

 

それだけ世間は広いということです。いままでの社会生活の中で、世の中をすべて見切ってしまったようになる必要はありません。

 

むしろ世間の広さは、その許容量の広さにあります。

 

いまいち独立に踏み切れない人の中には、こんな準備で起業という大海原に出たら、たちまち世間に潰されてしまう、と尻込みしてしまうかも知れません。

 

しかし、人間関係でも、収入面でも、そんな自分でも受け入れてくれる場所があることに驚くのではないでしょうか。

 

全く違う世界に行けば行くほど、それを感じることがあります。世界は一つではありません。一度しかない人生ですし、いろいろな仕事、いろいろな人間関係に触れてみるのは、生き方に刺激を与え、豊かさをもたらすモノと思います。

 

そして、ここまで覚悟ができていると、意外と想定しているような最悪なことは起きないものです。

 

そこまでの心配が考えすぎだったな、と思うくらいです。

 

3.わりとまっとうにやれば、十分差別化できる

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自分の行うサービスなんて、たかが知れている。自分のつくった商品なんて、オリジナリティがなくて、大手にすぐに負けてしまう。

 

いま会社員をやっていても、たいした差別化もできないのに、そんなオリジナリティもない自分が起業しても、上手くいかないのは目に見えている。

 

などどいう不安で、一歩目を踏み出せない、という人もいるでしょう。

 

もし、あなたが会社員で、それなりにまっとうに仕事をしてきていれば、これについて心配することもありません。

 

会社に所属している間は、少なからず企業理念と社内規定のなかで仕事をしています。

 

あなた自身のオリジナリティも、こういった企業理念や社内規定のまえに、折り合いを付けなければなりません。

 

こうすればもっと効率が良くなるのに。この方法の方がうまくいくだろう、、、。仕事をしていれば、そんな場面に出会うことも1度や2度ではなかったはずです。

 

独立する、ということは、全責任を持つと同時に、全決定権を持つことでもあります。日本ではことさらに前者が前面に押し出され、後者にはスポットライトが当たりませんが、独立する醍醐味は、この決定権なのです。

 

自分の好きなように方針を決められる。それで仕事ができて、収益があるとしたらどうでしょうか。とても毎日は気持ちの良いものになると思います。

 

実際、ほんとうに全てを決められるのです。何を売るか、いくつかの事業をやるか、単体で頑張るか、自分にいくらの給料をだすか、お客さんの生活のどの部分に役立ちたいのか、労働時間はどのくらいにするか、パートナーを作るか、ひとりでガンガンやるか、会社の名前はどうするか、ホームページの仕様はどうするか、売り込みはかけ方は、、、などなど、全てを決めることができます。

 

そうした中で、周りと差別化し、会社としてのオリジナリティをもち、収益に結びつけていくためには、まっとうに仕事する、ということです。

 

自身がいままで社会で学び取ってきた知恵から、筋が通っている、と思うことをやっていけば、それなりに独自性が出てきます。

 

それは、どの人にとっても、お客が一人一人違うからです。お客が違うのだから、要望や想いは千差万別です。そうしたばらばらの想いに、サービスや商品で応えていくわけです。

 

自分のサービスでお客さんに喜んでもらいたい、ということを拠点に仕事をしていくことで、十分あなただけのサービスができるようになっていきます。

 

劇的な収益にはならないかも知れませんが、こつこつとそうしたサービスを積み上げていくことで、大きな収益を生み出すことも可能になります。

 

まとめ 起業はあなたを豊かにする

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ここまでの話をまとめてみます

1.会社員をやれるなら大丈夫

一般的に社会人としての仕事のイロハは、10年くらい会社にいれば、ほぼ身につきます。起業してやっていく下地はできているということです

 

2.覚悟できていると、最悪の想定は起きない

案外最悪なことを想定できていると、そのときが来ても慌てません。しかも、その最悪の想定は、あまり起きません。やりたかった好きな仕事にフルコミットして、金銭的にも精神的にも豊かな毎日を送れるのではないでしょうか

 

3.わりとまっとうにやれば、十分差別化できる

実は、最初から社長の人、跡継ぎでいやいや会社を維持している人、など、世間には様々なタイプの経営者がいます。また、お客さんは一人一人本当に様々です。そうした中で、社会人として働いてきたあなたの感覚が打ち出す「まっとうな仕事」は十分なオリジナリティがあります。

 

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とかく、特異なことをやろうとすれば、人は批判しますし、否定します。自分がやったことがないから、当たり前です。応援する方法が分からないのですから、ムリもありません

 

周りの人にしてみたら、自分の分かる範囲で起業のことを話そうと思ったら、失敗した話しかありません。そうして、人づてに聞いてきた失敗談を持ち出し、現状維持に引き込みます。

 

だから起業家が育たないのです。日本では、組織のなかでやっていくための教育が多すぎる一方で、自分で生きていくための教育は少なすぎます。

 

僕自身の印象では、起業した人で会社をたたんだ人は、よほど覚悟がなかった人くらいです。

 

多くの人は、維持しているか、自分の元の会社を売るかたたむかをしたのち、もっと大きな仕事をやったりしている印象です。

 

準備不足でも、ちょっと根性がなくても、けっこうしぶとくやっています。それだけ、社会の受け皿は大きいと思っています。

 

ストレスを抱えながら満員電車に乗り、減る給料、少ないボーナスで、解雇や左遷に戦々恐々としながら暮らすよりは、ずっといいと思っています。

 

もし、「独立をすごく考えているけど、なんとなく危なそうだから、引き返そうと思っている」ということなら、この3点を確認してみてください。

 

3点が備わっていると思えるなら、きっと起業しても上手くいくと思います。世間の荒波とはよく言いますが、大海原はそれだけ広い受け皿があります。

 

収入はもちろんのこと、精神的にも、人間関係もとても豊かにすることができると思います

 

ぜひ一歩目を踏み出すことで、その広さを味わい、現状維持よりも遙かに多くの豊かさを手に入れてみてはいかがでしょうか。

 

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