貯金が大事な3つの理由。健全な投資をするための資産の守り方

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毎回、投資をお勧めしていますが、何も持ち金全額を突っ込むべきだ、と言っているわけではありません。

全額を投資した方がよい、という投資家もいますが、僕はちょっと貯金も大事だとおもっています。

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ちなみに僕はどうしているかというと、投資に使う資金を中心にしつつ、ある一定額は常にプールしています。

だからこそ、稼ぐ、貯める、投資する、といったある一定のサイクルを守ることが大切です。

100万円くらいは死ぬ気でしっかり貯金する。ここは生活の土台というか、すべての始まりになるお金ですので、持っていた方がいいと思います。

心にゆとりや安らぎもでます。100万貯金できる人なら、投資もちゃんと管理できます。

このあと投資に移っても、十分な資産を作ることができると思います。

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 目次

貯金が大事な3つの理由。健全な投資をするためのお守りの作り方

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お金がたまらない人は、すぐにお金を増やす方法、すぐに大金持ちになる方法を知りたがります。

僕も例に漏れず、お金がなかった20代は、お金がすぐに稼げる方法やガッチリ貯められる方法はないものか、と浅はかな思案をしたものです。

そして結局、どの方法もいろいろルールや言葉、法則を覚えなければならず、それだったら今の仕事をやったほうがまだマシか、などど思い、諦めていました。

いま、遠回りをしてきて、投資でようやく生計が立つようになって、あの時の自分に言うことがあるとすれば、仕事一本で頑張るのが一番危険だ、ということでしょう。

そして、働く、貯める、投資する、増やす、守るといった流れによって、収入をきちんと安定させれば、心の安定と豊かな生活の実現がその先にあることを教えたいです。

かと言って、すぐに投資しろ、とか、増やし始めようと言っても、種銭も知識も経験もなければ、うまく行きません。

ゆくゆく投資のフェーズに入ってじっくりとお金を増やしていくためにも、その前段階となる貯金には一目おかなければならないと思います。

それだけに今回は、現金、とくに貯金がある程度大切な理由を挙げてみました。

1.有事の時の当座の運転資金

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例えばこのようなコロナ禍の状況に置かれた場合、当座をしばらく凌ぐ生活資金が必要です。

2020年現在の日本なら、一人暮らしでも15万、家族4人暮らしなら35〜40万くらいなければ、一般的と言われるような生活すらも難しかなってしまいます。

現金はインフレに弱いと言われますが、少なくともこのような状況下であれば、何はともあれ必要なのは現金です。

とにかく3〜4ヶ月ほど、無風でも耐えられる状況を作るなら、現金を持っておくのは有効です。

そんなことわかってるよ!と言われそうですが、この非常事態に10万円の支給をどれだけアテにしている人が多いことか、と考えると、意外と貯金している人が少ないこともわかります。

2.有事の時の投資用資金

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世界的不況に見舞われると、どんなに分散投資していても、資産価値は下がってしまいます

いままでは、日本経済がピンチなら、新興国や先進国へ資金を移せば問題ありませんでした。

シーソーのように、資金を移動すれば、資金は守られるどころか、大きく増えるのです。

そういう意味では、むしろ投資家は市場に変動があればあるほど良いと思っている人が多いです。

ですが、今回のように、全世界的な規模でアクシデントが起きてしまうと、なかなか増えている資産にお金を移せません。

そうしてお金の移動をためらっていると、さらには自分のお金の置き場である投資先すらも値下がりしてしまう、という最悪の事態が起きてしまいます。

 

そういう時はすべての投資先が塩漬けとなるでしょう。しかし市場はすべての投資先が下げ相場となり、格好の買い付けタイミングを迎えています。

この買い付けタイミングに適切に反応するためにも、貯金は必要だと思います。いわば守りのお金ではなく、こういうときに一気に資金投下して打って出るための、攻めの資金です。

現金は、もちろん流動性も高く、これを見せ金に銀行から融資相談することもできれば、ポイントや商品券と違って、どんな投資も買い付けることが出来ます。

こうした嵐の状況の中であってもスピーディにチャンスをつかむために、やはり一定の資金を貯めておくことは必要です。

3.投資の種銭

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また、一定の貯金は、まさに投資の種銭として使用するなら、毎月の収入に手をつけずに済みます。

僕も毎月収入の10分の1を貯金していき、10万円貯まるごとに、投資口座に移し、この中から投資先へ資金投下をしています。

投資は余裕資金で、と言われるのも、こうしたところが大きいのかもしれません。

とにかく、毎月の生活資金を削って資金投下すると、余裕がなくなってしまいます。会社員なら本業に悪影響がでかねません。

投資は、早くから大きな資金を注ぎ込めば、それだけ早く成果が得られますが、かと言って半年や1年スタートが遅れたところで、大勢に影響はありません。

じっくりと5年後10年後を見据えて、ゆとりを持って投資し続けていくために、生活費と動作資金をしっかりと分けていくのが良いと思います。

僕は生活費と投資用で使っている口座は、銀行そのものから変えています。

まとめ コツコツ貯金する経験は、自分の欲のコントロールにも役立つ

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ここまでの内容をまとめてみます

1.有事の時の当座の運転資金

何かあったときに、さすがに一円もない、というのでは、今日をしのぐこともできません。

2.有事の時の投資用資金

有事の時は、すべての投資先がお買い得になっており、むしろ最高の攻め時となっています。このときこそ虎の子の資金を時間分散しながら投下していきます

3.投資の種銭

一定の貯金があれば、日常の投資の額に濃淡をつけることもできます。あたらしい投資に挑戦することもできます。そうした新しい挑戦の種銭にするためにも、貯金があると便利です

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というわけで、投資を進めつつも、一定の貯金は必要だということについて説明してみました。

本物の投資家からすれば、なんかチキンなこと言ってるなーというような事かもしれません。

ですが、こんな考え方でも、投資で生計を立てられるくらいにはなりますので、ちょっと遠回りでも貯金には一目おいてチャレンジ下さい。

貯めるのは、運用するときの精神力を積み上げるためのための第一歩です。ぜひ有効な貯金を積み上げ、自信をもって次の投資フェーズに入っていきましょう

 

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