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投資するときは、どんな情報を頼りにしたら良いのでしょうか
ありがちなのは、テレビやネットで、「いまこそ買い時」という言葉です。
スーパーや電気屋のチラシじゃあるまいし、そんなにわかりやすく買い時がやってくるわけもありません。
ですが、投資の仕方なんて、学校で教わってきたわけでもなく、もちろん会社でも身につくわけもなく、簡単に資産が増える情報が転がっているとも思えませんよね
しかし、投資家は確実に存在しており、着実に利益を得ています。彼らはどのようにして利益が出る情報を得ているのでしょうか。
今回は正確な投資情報を入手するための方法について考えてみたいと思います
目次
正確な情報をスピーディに入れることが大切なのは分かるけど
投資における値段の上下、つまりキャピタルゲインは、投資の大きな魅力です。一回の投資が大当たりして、一夜にして百万円くらい稼げたら、こんなに楽で楽しいことはないでしょう。
だからこそ、新鮮で、有意義な情報を早くつかむことが、投資にはとても重要だ。
そんなイメージが大きくまかり通っていると思います。
これが、投資を難しくさせている大きな要因です。
そんなにスピーディな情報戦は、自分はとても戦えない、とか、良い情報を得るためにはそれなりに資金が必要で、自分にはそんなお金はない。
そう思って、結局みんな投資を敬遠してしまいます。
ですが、必要な投資情報は、それほど手の届かないところにあるわけでも無いとおもいます。
そこで、楽しみながら、じっくりと投資情報をあつめる方法について考えてみました。これから投資をする方への参考になれば幸いです。
1.意外と公式な情報をきちんと読む
僕が知る限り、これは決して高額なセミナーに参加しているわけでも、何か良からぬ団体から秘密裏に情報を得ているわけでもありません。
また、ものすごいスピードで行動しているわけでもありません。今日や明日に資金投下しなかったからといって、買い時を外すようなことはありません。
売り時についても、おなじです。手堅い情報をつかんでいれば、急落することもありません。
着実にお金を増やしていく投資家は、以外にも慎重です。問題は、どこにお金を投下するか、という決断です。
ですので、その決断に必要なだけの情報を集めた方がいいのです。それだけ時間もかかるというものです。
では、実際はどこから情報をいれているか、ということですが、以外にも公式の情報を読んでいることが多いです。
著名な投資家が書いた投資についての書籍、四季報や、決算書、または株式を買ったときに、会社から送られてくる年次報告書などです。
不動産だと、マイソクや著名な不動産投資家のメルマガ当たりでしょうか。
もちろん、そういった媒体は堅すぎて、ちょっと読みにくい、ということもあると思います。そこで、信頼できる、著名な成功者の動画やブログに解説してもらいます。
2.継続的な情報提供者を頼る
もともと、いい加減な詐欺師は、手っ取り早く稼ぎたいのですから、長期戦ができません。
長く情報提供できず、2,3ヶ月の付き合いで脱落し、情報提供してこなくなります。
反対に長く情報提供できる、ということは、その道に精通してくることはもちろん、その道で結果を出し続けている人です。
しかも、成功者は、だいたいいい人であることが多いので、自分のノウハウを隠すことなく話してくれるものです。
そして、それを惜しげも無く教える方が、より儲かることも分かっています。
いま、たくさんの成功者が、目の前で困っている多くのの「昔の自分」に向けて、成功できる術を語ってくれます。
僕も、メインはこのあたりから情報収集しています。月並みですが、投資全般は金持ち父さんシリーズや、パンローリング社の投資本、不動産は藤山勇司さんのメルマガや、投資家けーちゃんの満室経営新聞あたりです。
これらの媒体は、図書館では無料、書籍としても一冊1,000円ちょっとで手に入ります。
これらに、マイソクの読み方やポイント、四季報で見るべきポイントなどがかならず紹介されています。
すでに成功している人々が、惜しげも無く、「自分は四季報のどこを見ているか」や「マイソクの読み方で気をつけている点」を話してくれているのです。
さらに、その媒体は、ネット社会を通じて、増えていく一方です。ツイッター、ブログ、you tube、tiktok、無料セミナー、または1000円程度の安価な有料セミナーなどで、惜しげも無く、しかもわかりやすく、自分のノウハウを語っています。
無料の質が、どんどん上がっているのです。
おそらく、成功者達は今後、動画の世界で、よりピンポイントに公的情報の読み取り方を解説することでしょうから、これからはもっと身近に正確な情報を手に入れられるかも知れません
3.絶対に焦らない。
ギャンブル的な要素は別として、すぐに、大きく一攫千金を望まなければ、投資は必ず利益を生ませてくれます。
投資の利益の多くは、インカムゲインです。インカムゲインの世界は、一瞬一瞬ではなく、ゆっくりと時間が流れています。
もし、投資が価格の上下のみに躍らされるものだとしたら、どうでしょうか。
チャートの一瞬の下落で、大きく資産を取り崩せば、もう二度とチャレンジすることもできません。これでは誰も裕福になりません。
富裕層がみんなそうやってお金持ちになっているわけではありません。
長い旅と同じように、入念な準備と、いくつかの決断によって、成り立つのが投資の世界です。
当然、決断は間違うこともありますが、修正を加えることによって、徐々に成果が上がってきます。
旅の恥はかきすて、ともいいます。旅ではトラブルも楽しみのスパイスです。そうすることによって、良い思い出がつくられたりします。
投資も、間違いを犯し、修正することで、徐々に成果が上がってくるのです。
あせらずに、じっくり成功者の発信を見る、そこで話されている公的な情報の読み取り方を学ぶ、実際に自分で公的情報を読み取り、根拠を持って買いや売りを入れる。
手間はかかりますが、正確な情報をもとに自分で判断した投資ができます。
まとめ 結果、世の中と逆張りになることが多い
このようにしていくと、ちょっと堅い方法かも知れませんが、自信を持って投資をすることができます。
僕はこのようにして投資判断を入れていきますが、このように情報収集をすると、不思議なことに世間の動きと逆張りになってしまうことが多いです。
手法は順張りでも、投資判断は逆張りになる、それでも一定の成果が出るので、自分としてはこれで良しとしています。
ここまでの内容をまとめてみます
1.意外と公式な情報をきちんと読む
2.継続的な情報提供者を頼る
3.絶対に焦らない
実際、公的な投資情報をじっくり集めずに、周りがここだと言っているから、自分も、という判断で投資すれば、かならず失敗しますし、後悔や反省の念にも深くとらわれます。
これは手法が逆張りで、投資判断が順張りとなってしまっています。
僕もかつてこのようにして、大赤字を出していました。時間が無いから、とスピーディな決断を重視しすぎるとあまり上手くいかなかったのを覚えています。
決断まではすこし手間や時間はかかりますが、手堅い結果を得るためには、それなりの情報量と時間をかけた方が、よい取引になると思います
じっくりと、正確な情報収集に基づく決断で、良い成果を産んでいきたいものです。