労働収入が全てじゃない。自分のビジネスを作るための3つの考え方

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優秀な会社員、優秀な公務員であれば、今回の記事は読む必要はありません。

 

プロジェクトに若くして係わっている方、リーダーとして推進している方、マニュアルを作成する側に回っている方、こういった方々は、企業の中でも中心であり、大切な存在です。

 

ですが、意図せず、努力の甲斐もなく、残念ながら全員がそうなれるわけではありません。

 

いつもマニュアルを見て行動する側に行かざるを得ない人、テンプレートに従って行動する仕事の仕方しか知らない人、リーダー、上司に指示された仕事に回らざるを得ない人のほうが、実際には多くなってしまいます。

 

多くの会社員、役所勤めの人々が、そうせざるを得ない状況で働いています。しかも、そのなかには、実は独自の創造性を持っていたり、別な業務のほうが合っているのに本人が気づいていなかったり、というひともいます。

 

そういう人達が、自分の考え方、自分のペースなどで仕事をすすめることができないのが今の日本社会です。

 

青臭い話かも知れませんが、実は会社勤めじゃない方が稼げる人、幸せをつかめる人はたくさんいると思います。

 

でも、学校は独立の仕方は一番教えません。優秀な従業員になる方法はありとあらゆる方法でたたき込むのに、個人で生きていく方法、ビジネスを作り上げる方法、好きなことして生きていく方法は、全く教えないのです。

 

その結果、ほとんどの人は、会社や役所に勤務するという就職方法しか知らずに社会に出て行きます。そうして労働収入に人生をどっぷりとつけ込んでしまうのです。

 

目次

 

労働収入が全てじゃない。自分でビジネスを作るための3つの考え方

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僕も、できることなら社員で居続けたかった。でもいまは全くそうは思わなくなりました。

 

僕にとっては、社員でいることは、手っ取り早く収入は得られるものの、突き抜ける収益や成長を得ることは難しいことでした。

 

学校にいるときから、組織の時代と、組織の中での生き方をみっちりと教わってきました。

 

会社に入ってからも、組織の中での動き方、そしてあるときは組織を引っ張る方法なども、それはみっちりとたたき込まれてきました。

 

ですが、教わってきたことは、変わり始めました。「そんなことは、教わってこなかった」と会社で思うことが増えました。

 

自分の倫理観や人間性まで否定されているような、そんな気もしていました。

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多くのルールの中で、創造性を発揮することに限界も感じていました。すごくダメな人間。会社にぶら下がりっぱなしの、給料に見合っていない貢献度の人間。そんな風に毎日思っていて、会社には毎日とてもどんよりとした気持ちで行っていました。

 

ちなみに、アルバイトは続けていますが、ここでも、同じような気持ちになります。マニュアルすら理解できない人間。マニュアル通りに動くことすらもできない半端者。そんな風に思えてきます。

 

労働収入しか知らないと、こういう思考になって鬱々としてきます。とくにマニュアルやテンプレートに乗っ取るということが、性に合わないのです。

 

1.労働収入のメリットと限界

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労働収入、ここでは勤務による収入とも言い換えられるかも知れません。

 

肉体労働にしても、事務方にしても、仕事のテンプレートが決まっていて、その要求通りに活動することによって収入を得るスタイルです。

 

多くのサラリーマンや公務員、アルバイトなどがこれに当たります。

 

仕事にある程度、自由度の違いはあれども、ノルマや計画、事業内容、期待役割が決まっていて、それを満たす仕事ができた場合に収入が発生します。

 

日本の企業戦士のほとんどが、このスタイル1本で仕事をしています。

 

自分の勤務時間を捧げることで、給料が得られる仕組みです。

 

これについてはどんな労働形態もおなじです。かつてよばれたブルーカラーも、ホワイトカラーもありません。勤務時間をとにかく会社に捧げていれば、労働収入です。

 

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これは、いい企業に入れば、年金や保険も保証され、福利厚生も手厚くなって家賃なども補償され、さらに出世すれば暮らし向きは豊かになります。

 

ともに働く仲間は、良い友になることもあります。同期などはかけがえのない有人になったりもします。職場で奥さんとの出会いなどもあります。

 

しかし、いい点ばかりでもありません。

 

労働収入である限り、賃金からは離れられません。そして、その賃金は青天井に増えるわけでもありません。

 

日本一給料がいいと言われるキーエンスですら、平均給与は年収1500万円と言われます。

 

年収一億や、スーパーリッチと言われる5億円以上の金融資産の保有者になるのは、とても難しいと言うことになってしまいます

 

それほど稼がなくてもいい、と思われるかも知れませんが、一般的な暮らしよりもちょっといいくらい、と言われる年収1千万に達することも結構大変です。

 

労働収入による賃金1本だと、一流企業に入るか、一般企業でも部長クラスのごくわずかな一握りになるまで出世しなければなし得ない金額です。

 

賃金では、達成の可能性すら限られてしまいます。

 

2.委託業務でのフリーランスで独立という方法

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なにも稼ぐということは、会社から給料を得なければならないという法律はありません。日本の学校の教育形態がそうだから、あたかもそう生きていかなければいけないような気がするだけです。

 

かといって、特殊詐欺や強盗など、犯罪をすすめるつもりもありません。稼ぎ方はもっといろいろありますし、少なくとも労働収入よりも遙かに収入が増える見込みがある、夢や現実的な可能性のある仕事形態も、たくさんあります。

 

フリーとなって、顧客と契約し、業務を受けて仕事をするフリーランスというスタイルもあります。

 

●自分が自分で稼ぐことによって自信に繋がる

 

 

フリーランスになって、稼ぐとなれば、賃金は会社が決めるのではなく、本人が総取りです。

 

これ、という仕事を手に持っていれば、顧客を増やしていくことで、青天井に収入が増えていく、ということになります。

 

もちろん、保険や年金などは会社がやってくれませんので、自分で管理しなければなりません。

 

しかし、頑張り次第でどんどん収入が増やせる可能性がありますので、モチベーションを重視して仕事をする観点で言えば、なかなか精神的にも健康に仕事ができそうです。

 

会社が取ってきた仕事をやるのに比べ、自分で仕事をとり、調整し、納品することで収入を得るわけですから、大きな自立です。

 

贅沢しないまでも、とりあえず生活費がまかなえるくらいまで稼げるようになれば、大変な自信に繋がるでしょう。

 

しかも、もし自分が生活費をまかなえるほど稼げるようになれば、その仕事は完全に軌道に乗っています。顧客を増やしていくことで、収入は右肩上がりに増えることでしょう

 

●歩合制で勤務するなら、絶対独立です

 

そういった意味で家は、いますでに歩合制の会社で働いて普通に暮らせている人は、絶対に独立した方がいいと思います

 

補償や福利厚生など、守られる部分こそ減ってしまいますが、会社に中間マージンを抜かれなくなる分、収入は上がります。

 

会社のネームバリューで仕事をとっているから、と心配するかも知れませんが、逆に言えば、その、仕事をとってくる部分さえ、きっちりと補強すれば良いわけです。

 

歩合で仕事をとれる人であれば、会社にサポートされてきた部分は必ず自分でやれるようになります。

 

●それでも、突き抜けることは難しい

 しかし、フリーランスは弱点もあります。自分の働きの範囲が稼ぎの限界、ということです。ライターなら、1日3000字の仕事を3~5本も書けば、精神的にも肉体的にもかなり消耗します。

 

ぐっとこらえて1日10本も書けば、倍以上の収入は見込めますが、100本書くことはできません。

 

単価に手を加えても、1文字1円を5円に上げるのは至難の業となりますので、一件青天井にみえる収入も、上がり方の角度が鈍ってくる可能性があります。

 

ウーバーイーツなどもそうです。一回の配達がだいたい500円ちょっとですから、配達回数を上げて、一日20回も配達すれば、日給としては1万円ですが、100回配達する、というのはなかなか難しいでしょう。

 

ただ、やりたいことをやって、ちょっと豊かに生活したい、ということであれば、よっぽど労働収入よりも夢があるのでは無いでしょうか。

 

3.自分で仕組みを作る大変さと大きなリターン

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資本主義において、もっとも夢がある仕事の仕方は、自分でビジネスをすることでしょう。

 

なにか売れる物をつくって、お客さんに提供する。これがもっとも大きなリターンを得られます。

 

売り方のスキームやビジネスモデルは、単純です。一見して分かりやすいのは会社経営ですが、もっと分かりやすいのは農業です。

 

作物は、作る質や量も自分で調整できるほか、自分の労力を増やさなくても、畑を増やすことで収穫量をどんどん増やしていくことができます。

 

投資も、これに似ています。得られる配当を増やすために、こつこつと種銭という資金を投じ続けます。

 

ひとかたの財産を築くことができれば、あとは利息が利息をよぶ形で、青天井に配当が増え続けます。かける労力は、財産ができる前も、後も、同じです。

 

●立ち上がるまでの時間

ただ、大きな弱点があります。事業が立ち上がるかが分からない。また、立ち上がるとしてものすごく時間がかかるので、途中で挫折してしまう、ということです。

 

だからこそ、初月から給料が入り、コンスタントに収入を得られる労働収入に行かざるを得なくなってしまうのです。

 

 

ですが、仕事の仕上がりを考えた場合、初月から20万円や25万円をもらえる、というのは果たして妥当なのでしょうか。

 

当然、ある程度の経験がなければ、仕事に仕上がりにも差があるはずです。労働収入であれば、会社がそこを補償してくれているので、仕事を覚えきっていなくても、ある程度の収入が発生します。

 

仕事の難易度はいろいろあるともいますが、一人前となって稼げるようになるには、数ヶ月から数年かかります。普通に考えたら、当然その間の収入はゼロ、もしくは数円のはずです。

 

であれば、事業の成熟度と収入はシンクロしていなくてはなりません。そのためには収入を得られる仕組みを学び、粘り強く事業を育て、出費を管理する。ということをやっていかねばなりません

 

そのため成果が出るまでには、時間がかかってしまいます。

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ですが、労働収入とはちがい、いったん軌道に乗れば、本当に青天井に収入が伸びていきます。

 

しかも、そこにかける労力は軌道に乗せるまでと変わりません。

 

いったん軌道に乗せるまで、精神的・肉体的労力、金銭的な不安なども大きいですが、軌道に乗ったときのリターンの大きさは十分期待できるモノがあります。

 

これは精神論ではなく、資本主義の仕組みとして、そうなっているのです。

 

まとめ テンプレートに頼らず、勇気を持ってビジネスを作ろう

ここまでの内容をまとめますと

 

1.労働収入のメリットと限界

すぐに一定の収入が得られます。会社から守られる部分も大きいですが、やがてそれらは頭打ちになってしまいます。

 

2.委託業務でのフリーランスで独立という方法

自分のやりたい仕事で、顧客をとって仕事をすれば、収入は大きく伸びていきます。収入面も精神面でも、頑張り次第で豊かな生活を送れます

 

3.自分で仕組みを作る大変さと大きなリターン

軌道に乗せるまでは大変で苦労も大きいので、始めるのに勇気がいります。ですが一度軌道に乗ったら、同じ労力でも収入が青天井に伸びていきます。

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週末起業や、副業、個人投資という取り組みが、すこしずつ聞こえてくるようになりました。

 

少し前までは、会社やお役所にしっかりと勤めていれば、老後までを含めて日本人は手厚く補償されていましたが、そのような時代は僕らの親世代までで完全に終了しました。

 

いまでは、生活費に十分ではない給料、守りきることのない福利厚生のために、会社に通い、つらい叱責や理不尽な残業に耐えるのが当たり前となっています。

 

それでも、その生活しか教わってこなかった日本人は、会社に行かざるを得ません。フリーランスや起業は、今の自分よりもさらに苦しい地獄の道であるかのようにイメージがついてしまっています。

 

ですが、仕事がテンプレート化された会社に行き、生きがいや収入も十分に手に入れられず、袋小路となっているのなら、こうした副業や投資を始めて行くべきだと思います。

 

と言うのも、僕の会社生活時代がまさにそうだったからです。

 

周りには会社を引っ張るとても優秀な社員が活き活きと働いているいる一方で、自信もなくし、うらぶれた雰囲気で仕事をし、投資やフリーでの稼ぎ方も知らず、人生はこんなもんだと完全に諦めていました

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いまは決して裕福ではないですが、人並みに家族4人で暮らしていけることに幸せを感じています。

 

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組織を引っ張っている一部の人を除けば、金会社や役所勤務一本で働くことを金科玉条として会社勤めに自分の時間を捧げるのは、決して美徳ではないと思います。

 

まずは小さくとも自分のビジネスを始めてみる、というところから、さまざまな働き方を身につけ、自分らしい幸せを求めていく。

 

こういうスタイルも、現代ならできる生き方だと思っています。

2 thoughts on “労働収入が全てじゃない。自分のビジネスを作るための3つの考え方

  1. papayapapa 返信する

    リスクを考えると社畜でそこそこ生きる選択をしました。
    今はまさにそのリスクです。フリーランスの方々は大変だとお察ししますが、乗り越えられる力をお持ちだということはすごいことだと思います。

  2. happylibrary 返信する

    パパさん、いつもありがとうございます。会社生活がどうにも上手くいかず、他に稼ぐ手段もない、と絶望している人に向けて書きました。パパさんも成功されている株式投資もいいですよね。結局、会社員もフリーも起業も、どれも大変ですが、少しでも自分らしい過ごし方を選びたいものです。

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