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2つ前の記事で、銀行口座がお金の住まい、財布は宿泊所です。と書きました。
お金がもし自分だったら、できるだけいい宿に泊まりたいモノですよね。
綺麗な客室。あたたかい布団。静かな環境。個室が分かれている。など、泊まる人にとって最適な環境が整備されていたら、何度も泊まりたいものでしょう。
出張などで来る場合は、常宿にするなら、なおさらですよね。
こんな環境を財布でも作ってみるように心がけると、お金もたくさんやってきてくれそうです。
物理的にも、そんな風にしてお金を整理したりし続けることで、自分がお金に接する機会が増え、お金に寄り添うようになる。という効果もあると思います。
そこで今回は財布を取り上げてみたいと思います。
目次
- 財布の扱いでお金が増えるのは本当か。
- 1.200倍の法則は関係ない
- 2.なぜだか長財布になってしまう
- 3.お札ごとにの部屋が分かれているものを選ぶ
- 4.小銭入れを使おう
- 5.財布の色
- まとめ 財布をしまう場所に気をつけよう
目次
財布の扱いでお金が増えるのは本当か。
ちょっと考えられないことですが、自分でも、歴代の財布は大分変遷がありました。
いまでこそ長財布と小銭入れを使っていますが、それまではいわゆる「ブタ財布」といわれるようなモノを使っていました。
二つ折りや三つ折りで、いつもレシートでパンパン。それをお尻のポケットにいれて、いつもお金を踏んづけていました。(-_-;)
お札の種類はもちろん、小銭も財布の中の小銭部分にじゃらじゃらといれてましたので、本当にお財布がおにぎりのような形になっていて、友達にも馬鹿にされたものです。
この当時はお金が全然無くて、上司や先輩などからもよく借金していました。
お金との付き合い方が変わり、借金体質が無くなっただけでも、個人的には財布の扱い変更した効果はあると思います。
1.200倍の法則は関係ない
よく時計や財布には、200倍の法則がある、なんて言葉があります。もっている財布や時計の200倍くらいが、大体の年収になるというジンクスです。
たとえば、年収が1000万の人は、5万円前後くらいの財布をもっている、なんていいます。
個人的には、これはあまり当てはまっていないと思います。結局はお金を丁寧に扱っているか、がポイントになるかと思いますので、お財布が綺麗であれば、ちょっと安くてもよいかとおもいます。
僕はかみさんにプレゼントしてもらったエッティンガーの財布を自分用、イオンでカゴで売っていた2,000円の財布を会社の経費用に使っていますが、どちらも同じようにお金が入っています。
2.なぜだか長財布になってしまう
しかし、こだわりを持って折り曲げタイプをやめ、長財布を使うようになりました。
貯金についての本などに、よく長財布がいい理由が載っていて、それに納得したからです。
大体同じことが書いてありますが、「財布を休ませるなら、背骨を折らせずに、すっきりと伸ばしてあげる方が良い」ということだそうです。
なるほど、「財布が宿泊所」の話にもどれば、せっかく泊まり先でくつろいで休みたい、というときに背中を折り曲げさせられる、というのは、気持ちのいいものでないでしょう。
すぐにチェックアウトしたくなるはずです。
この話をきいてから、妙に納得し、長財布に切り替えました。そうすると、しまう場所に困るようになりました。折り曲げられる方がコンパクトだったので、しまいやすかったからです。
このときは、会社員で毎日スーツを着ていたので、もうスーツの胸ポケットにかならずしまうようになりました。
クールビズの時期は、いろいろ考えまして、結局長財布が入る内ポケットがあるようなカバンを選び、そこにしまうようになりました。
カバンの内ポケット、スーツの左の胸ポケットは、財布だけを入れる空間とし、他のモノは一緒に入れないようにしました。
それで、カバンの中身も整理するようになりました。不思議なもんで、何でもいいと思っていたカバンについても、使いやすさやポケットの仕様などを注意して選ぶようになり、整理整頓もするようになりました。
また、それまでは財布をなくすような事態も何度かありましたが、置く場所が決まったことで、財布をなくすことはなくなりました。
長財布はいろいろと自分の心理的側面も変えてくれることになったと思います。
3.お札ごとにの部屋が分かれているものを選ぶ
また、財布の仕様も、考えるようになりました。
もう、基本的には長財布は札入れにしか使わないわけですが、1万円札、5千円札、千円札、レシートが分けていれられるような、ポケットが4つ以上あるモノを選んでいます。
できれば、小銭ポケットがない、札入れを選んでいます。
まあ、この辺はたいへんスピリチュアルな話ですが、同じ仲間同士を、同じ部屋に案内しよう、というホテルの支配人的な考えです。
1万円も、レシートも、ごっちゃに入れていると、なんだか他人と一緒に宿泊しているような気持ちになったのです。
それが転じて、さらにお札もそれぞれ分けて、同じ仲間同士で宿泊するように整えています。
物理的にも、お札やレシートをごっちゃに入れていた当時は、中身をよく確認せずに無駄遣いし、すぐに使い果たしていました。
とくに、レシートやサービス券は1,2週間くらいで結構ふき溜まってきます。財布から定期的に吐き出し、お金だけがある状態を作るようにしています。
4.小銭入れを使おう
小銭も、全て分けるわけにはいきませんが、お札とは別の小銭入れに入れて宿泊させるようにしました。
小銭は、当然ですがお札を使えばお釣りとして出てきます。小銭に変わったお金を、小銭入れに入れていくと、やはりパンパンになりがちです。
これも、定期的に小銭ようの貯金箱にじゃらっと移し替えていきます。
自分で感じたことですが、基本的には、普段の生活では千円札が大活躍します。コンビニやスーパーでの買い物では、だいたい千円札です。たまにタクシーに乗っても、千円札はお釣りをくれますが、1万円札や5千円札だと嫌な顔をされたりします。
100円パーキングなどでも、1000円札は入れられますが、5千円、一万円は受け付けていない機械が多いです。
だから財布には1000札が必然的に多めに用意されます。となれば、その千円札をつかえば、お釣りとして小銭はかならず出るわけです。
一日のうちで、この小銭をなるべく使わずに、一日の終わりに、貯金箱に入れる。こんな風にすると、一日千円や2千円くらいしか使わない日でも、小銭貯金ができる習慣が身につきます
そんなことで、小銭貯金もできるようになりました。だいたい半年に一回、貯金箱が一杯になるようになってきたので、郵便局で入金をしています。
郵便局の機械で、小銭は数えてもらえます。たまった小銭がいくらくらいになるのか、それを確認するのは楽しみです。
5.財布の色
効果が出ているかは分かりませんが、風水的な観点も取り入れてみました。
まず水や火をあらわす水色や赤色などは、お金が流れたり、燃えてしまうというジンクスがあるそうなので、避けました。
お金が貯まるのは、黒、白などスタンダードなもののほか、紺色、紫色なども良いようです。土を表すような茶色、ゴールドを表す金や黄色などは割と良いようです。
ちなみに、かみさんの長財布は当時エルメスの真っ赤な財布!当時かみさんはめちゃくちゃ浪費家でしたが、文字通りお札が燃えさかっていたように思います。
試しに紺色のお財布をプレゼントしてみました。おおきな出費は抑えるようになってきたようです。かみさんもいまはお金の管理に奮闘してくれています
まとめ 財布をしまう場所に気をつけよう
ちょこっと途中にも書きましたが、お金をしまう場所である財布のほか、その財布の仕舞い場所についてもちょっと気配りをしています。
家やカバンのなかで、おなじところにしまう。お金関係のものだけに区切る。などです。家ではおなじカゴに毎回財布を置き、そこに大黒天様の人形を置いたりしています。
全く現実的ではない対策ですが、なんとなく、お金を大事にしよう、大切に扱おう、という気分が養われます。
お金との向き合い方を変えるためには、こうした精神面を整えてみるのも効果があるのでは無いかと思っています。
ここまでの話をまとめてみます。
1.200倍の法則は関係ない
要はきれいな仕舞い場所を作ることの方が大事なんだと思います。
2.なぜだか長財布になってしまう
財布の背骨を折らないようにすることを考えると、必然的に長財布になってしまいます。
3.お札ごとにの部屋が分かれているものを選ぶ
ごっちゃにお金をしまわずに、同じ仲間同士が宿泊できるような財布を選んであげると、お金に優しいのではないでしょうか
4.小銭入れを使おう
お札やレシートをより分けるように、小銭も小銭入れに入れて、分けていきます。小銭貯金にも繋がります
5.財布の色
風水的には、財布の色も貯金と関係があるようです。
会社員の時、上司の財布や、お金持ちの得意先の財布をチラ見する機会がありましたが、真っ赤なブタ財布をお尻のポケットに入れているような人は、一人もいませんでした。
これはとくに、自分一人で創業してきたような人には、全く見られません。何かしらの形で、お金に大切に向き合ってきている、そんな財布の使い方をしているように思えました。
小遣い帳をつけるとか、難しい投資を勉強するのは大変ですので、僕はこんな対策から貯金体質を鍛えました。
まずは形から、ということで、こんなやり方でお金を増やそうと試してみるのも、いいかも知れません。