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30代くらいのころ、仕事が辛くなってきて、一体いくら稼げばいいんだろう?と考えたことが何度かありました。
この生活を抜け出したいが、仕事も早駆けして残業しても、業績が出ず、給料やボーナスも頭打ちとなって、本当にきついと思っていました。
今後、子供も大きくなるし、かみさんも趣味に色々使いたいといっていたし、親も介護することになります。この時すでに生活費はかつかつで、余裕はありませんでした。
僕らの時代は年間も期待できないという話も、本格的に出ていた当時でしたので、今後どうしていったらいいか、ということについては、本当に真っ暗闇でした。
目次
こうしたなか、転勤で家を貸したことをきっかけに、家賃収入を得るようになりました。
インカムゲインの持つ可能性
まず住宅ローンの負担が家賃によって払われることによって、だいぶ収入が落ち着きました。
このとき、自分が働くほかに、安定して入ってくる収入というのが世の中にはあると知りました。
その後、さらに不動産収入について勉強していくと、これはインカムゲインであることが分かりました。この収入はしかも増やすことができて、増やし方によっては自分の給料よりもはるかにしのぐくらいの月収をたたき出すことが分かりました。
そこで、インカムゲインとその効用について、すこし書き残しておきたいと思います。
1.まずは安定した労働収入
収入のことを考えたら、まずは安定した労働収入が必要です。だいたい、それほど贅沢しない家なら、月30万から40万位は欲しいところでしょう。月30万なら年収360万、40万なら年収480万と言うところです。
それなりの就職ができ、会社員として働くことになれば、ボーナスも含めて年収400万位、およそ月収計算で35万程度にはなるでしょう。
この安定した収入を、全部使わずに、1万でも2万でも投資にふり向けるところから、インカムゲイン生活がスタートできると思います。まずは世間一般と言われるくらいに働き、安定した収入を手に入れることが大切です。
2.インカムゲインをプラスして収入が安定する
この安定した収入から、定期的に1万~5万くらいを懸命に捻出し、投資に回します。この値段からのインカムゲイン狙いなら、インデックス投信や世界バランス投信などがいいかも知れません
REITなどもいいかも知れません。1万円を投資すると、50円~200円くらいの配当がつきます。また、価格自体も、不況がなければ安定的にじわじわと上がっていきます。
今現在はコロナウィルスの影響で、上質の投信でさえ1000円~3000円くらい基準価額が下がっています。お買い得と言える時期だと思います。
3.短期集中トレードで100万を1000万へ
手堅く投信でインカムゲインを得ながら投信を毎月積立ていきます。毎月3万なら1年で36万、配当がつくのでもう少しもらえると思いますが、とにかく5,6年投資していくと200万位になります。
200万位まで資産が増加したところで、積極的にFXも並行します。
100万位FXにいれ、短期集中トレードで1000万まで増やすのです。こうして手元資金が1000万まで成長してくると、さらにインカムゲインが効果的に得られるようになってきます
4.複利で増やして青天井
10000円で100円くらいの配当が半年に1回得られる投資があるとします。
そうすると、10万円で1000円、100万円で10,000円がざっくりもらえることになります。(税金で20%ほど引かれて、8000円くらいが実際の手取りかも知れません)
もしFXが成功して、一千万円くらいに資産が増えていたら、配当は10万円が出るようになります。
捕らぬ狸の皮算用ですが、配当で100,000円出るようになったら、これにも1000円がつくわけです。次の月は、だまっていても10201,000円となるわけです。ここまできたら、労働収入から5万円を無理矢理捻出して毎月拠出する必要もありません
どんどん増やして、配当だけで暮らしていけるようになってしまいたいものです。
5.不動産→高配当の投信→安定会社の株の配当→債権の利息へと安全性を高める
複利の力によって、1千万円までは貯めるのに苦労しますが、1千万円から2千万円、はたまた4千万円から5千万円に増えるときの方が、簡単に増えて行きます。まさに連鎖です。
こうして配当や家賃収入がたっぷり入ってくるようになったら、投資先をより安全で、より効率よくしていきたいと思っています。
不動産は高利回りにすることができますが、空室リスクがあります。すぐに売れず、流動性も低いです。
高配当の投信にすれば、紙の投資になるので、売ることもできますし、手堅く配当も入ります。ですが、高配当だけに、価格の値下がりリスクもあります。
そこで安定会社の株の配当狙いに変更していきます。トヨタやNTTなど、誰もがうらやむ就職先と言われる企業の株を狙って、手堅く配当を得ていきます。2億円くらいまで資産がふくらんでいれば、この方法でも十分配当だけで年間500万や600万は入ってきます
ゆくゆくは利回り0.3%の国債で、500万くらいの年収があれば、と思いたいところですが、さすがにこれには20億円の総資産が必要な計算です。ここまではなかなか難しいですね。
6.国債で年収1200万にするには40億かかる
逆に考えれば、日本国債でお金を増やす、というのは、全く現実的ではないことも、ここから分かります。年収1200万円を国債でかせぐには、40億円が必要です。
企業レベルでなければ、国債で儲けを出すことはできないと思います。
個人投資家が国債に手を出すのは、ノーリスクではありますが、超ローリターンであることがわかります。
まとめ インカムゲインをプラスして、収入を増やしていく
ここまでの話を振り返って見ますと、インカムゲインで収入を手堅く増やして行くには
1.まずは安定した労働収入
2.インカムゲインをプラスして収入が安定する
3.短期集中トレードで100万を1000万へ
4.複利で増やして青天井
5.不動産→高配当の投信→安定会社の株の配当→債権の利息へと安全性を高める
6.国債で年収1200万にするには40億かかる
こんなことをイメージしておくことが必要です。僕もまだまだ発展途上中ではありますが、こんな計画で少しずつ増やしていきたいと思っています。