子供が芸術の学校に合格!親が取り組んだ3つのサポート

※この記事は広告を含んでいます


この記事はおよそ 6分10秒で読めます。


長女が行きたがっていた芸術の高校へのサポートを今日まで続けてきました。

本日合格発表でしたが、見事に合格となりました!

f:id:happylibrary:20200309225337j:plain

年初はどうなることかと思っていましたが、やってくれました!

小さな時から転勤ばかりで、多感な時期を転校の連続で過ごしてきた彼女。

自分から行きたい学校を選ぶことがてきたのは、初めてだったのではないでしょうか。

また、その行きたい学校に入るために、試験という大きな目標にむかって頑張る、という挑戦も、初めてだったんじゃないかと思います。

彼女なりに、悩み、努力して、自分を奮い立たせての挑戦だったと思います。

目標の高さと、努力の量が丁度よく噛み合っていました。勉強もさることながら、自分の興味ある絵に対しても、よく向き合ってくれたと思います。

勉強が嫌で結局好きなことを諦めてしまっていたかも

昨年4月は、本人にも受験の意識があまりなく、こんなことで受かるほど受験は甘くないよ、と何度か発破をかけていました。

といっても、もともと勉強は好きではないタイプ。レベルもクラスの真ん中よりちょっと下くらいでした。

目標の学校に行くには、平均点並の実力が必要です。

このままではきっと受からない。どうしても少し点数を上げなければいけない状況でした。

そこで、我が家で意識した、子供のモチベーションを保つためのサポート方法をご紹介します。

1.目標先の学校に訪問し、知り尽くす

まずは高校への度々の訪問です。高校ではこの一年間、3回の学校見学と1回の学校説明会が実施されていましたので、まずこれには極力行きました。

学校の雰囲気や方針を聞けるほか、先生や先輩の指導方針やキャラクターも含めて知ることができました。この学校だったら、娘も行ってみたい、と思えたようです。

そのほか、ほかに志望を検討していた学校にもいって、その差も見てみました。目標の学校とくらべて方針の微妙な違いや、雰囲気の違いも確認できたおかげで、より自分が入学できた後の姿も想像できたようです。

単に自分の好きな芸術の道にいく、というだけではなく、学校の雰囲気も好きになれたようでした。

2.教える先生。気の合う先生を選ぶ。

塾に行かせることも検討しましたが、塾では集合で勉強するため、学校と状況が同じになってしまうことが難点でした。

人も知りも激しい子だと、競争原理が働きやすい環境では逆にやる気がなくなってしまいます。もともと学校で絵を描いているのが好きな子です。

教室でもそれほど目立つキャラではないでしょうから、集団に入れることはあまり効果的とは思えませんでした。

個別指導塾も検討しましたが、娘の反応はイマイチ。

結局はジモティーで探した家庭教師の先生に来てもらいました。慶応大の4年生で、学習塾を辞め、すでにフリーランスで家庭教師になっている先生が来てくれました。以下の記事にもこの先生のことは一部書きました。

娘とドキドキしながら駅のドトールで先生と待ち合わせし、面談をしたことを覚えています。

高校受験をどうクリアして、入った学校で何をしたいのか、を先生と話し合ってもらいました。

自身の就職活動も終わっていたことも有り、先生も納得してくれ、熱心に指導してくれました。

偶然も重なりましたが、本人に合う、いい先生を選べたと思います

3.どんな人生にしていくのかを想像し合う

f:id:happylibrary:20200309234645p:plain

そうはいっても、他の子も勉強を強化してきます。とくに平均点レベルあたりから、夏場、秋口あたりにぐんと伸びていく子もいます。

もし模試の成績などがなかなか上がらなければ、子供のモチベーション自体が下がってしまいます。

やる気そのものが下がってしまったら、実力云々はもはや関係ありません。地頭が良かろうが努力が足りないだけだろうが、ゴールラインまで持ちません。

我が家自体が東大一直線みたいなガリ勉タイプでもありませんので、なんとか低空飛行でもやる気を維持し、最後まで勉強を続けてもらわなければならないのです。

一緒に子供とどんな高校生活ができるのか、や高校の後はどんな大学へ?や、どんな就職へ?なども話しながら、美術で生きていくことの楽しさや希望について考えました。

これからのAIや5Gの世の中では、映像の時代です。絵やイラストの世界はますますニーズが高まるでしょう。

すでにyou tubetiktokツイッター、インスタなど、映像がカギとなっている媒体もたくさん増えています。もちろんブログも。

仕事も実際ランサーズ、クラウドワークスなどにも、たくさんのイラストの仕事があることを話し、実際に見せました。

こうした世界がますます需要を産み、多くの美術を必要としてくるでしょう。そんな未来をともに想像し、なんとか受験だけは乗り切ろう、あとは好きな美術におもいっきり取り組もう、という想いを共有しました。

 

まとめ 結局は本人の力

色々言っても、結局は本人の力なので、こちらにできることは邪魔しないこと、くらいです。ここまでの話をまとめてみます

1.目標先の学校に訪問し、知り尽くす

2.教える先生。気の合う先生を選ぶ。

3.どんな人生にしていくのかを想像し合う

f:id:happylibrary:20200309235220j:plain

といったわけで、この3つに注意してサポート体制を作ったら、あとはじっくり見守るだけでした。意外と年末あたりから自分の模試の成績なども気にし始め、そのあとは入試まで一気に勉強漬けになってくれました。

本当に、よく頑張ったと、今日は褒めてあげたいと思います。これからも、目標に向かって、焦らず、気負わずに目標達成に向けて工夫できる子になるよう、サポートしていきたいと思っています

コメントいただけると励みになります!

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください