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いまはまだ達成していませんが、いつも目に見えるところに、南の島の写真が見えるようにだけはしています。
我慢しているだけで、物欲は沢山あります。
- 世界中を飛び回っていろいろなモノを見たい。
- 様々な建物や、テレビで見たものにこの手で触れてみたい。
- 体験したことがないことを体験したい。
- 見たことがない景色を見に行きたい。
- 食べことのない料理を食べてみたい。
- 話したことのない沢山の外国人と触れ合ってみたい
と思っています。
お金はまだ十分になくても、夢だけははっきりとしたものを持とう。夢は正直に、物欲で持とう。いつも叶えたい夢をイメージしておこう。夢は文字に起こしておこう。
30代のころ、それだけは決めたように思います。
ちょっと狙っていた路線といまは遠ざかってしまっているけど、それでも依然として夢は持ち続けているんです。
目次
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夢をイメージしているときの楽しさ
最初にあげたモノの他にも、叶えたいことがたくさん有ります。それは、抽象的なモノでもなく、スピリチュアルなものでもなく、明確に資源やモノ、お金などで表せるものです。
インドネシアに行ってみたい、とか南極にいってみたい、とかもそうですし、世界中に家を建てて、好きな気候のときだけそこに行くような生活をしたい、などもあります。
世界中の貧しい子供達、身寄りのない子供達が安心して暮らせる施設を作ってみたい。というのもあります。
こうした思考を持ち続けることで、悲しいことに出会ったり、絶望的な気分になったときでも、まるで自分が映画の主人公にでもなったかのように立ち直りの思考を巡らせることができます
こんな時期があるから、きっと夢が叶ったときに、笑い話やいい思い出になるのだろう。と思い込んでいます。
映画だって、主人公の思いがすぐに叶ってしまったら、ストーリーに波のうねりがなくて、面白くないよね、と自分に言い聞かせるんです。
もしかすると、永久にかなわないかも知れません。でも、叶わなかったなーと気づくのは、死ぬときだけです。おそらくそのときは「叶わなかったけど、とても挑戦したなー」とすっきりとした気持ちになれると思います。
そんなわけで、一生夢を見る人生で行きたいと思っています。今回は夢を持ち続けることで得られるメリットについて3つお話ししたいと思います。
1.叶えたいことしか見えなくなる
脳科学の世界では、現在面白い理論が流れています。ホントかどうかはちょっと分かりませんが、人間は、叶えたい夢を頭に思いつくと、脳の中枢が、勝手にその夢に近づけない現象を見えなくなるようにするんだとか。
見えてるようで見えていない、という現象なんかは、よくありますよね。間違い探しの絵なんか見てると、まったく同じように見えてしまって、細かいアラが探せず、結局間違いに気づけないことがよくあると思います。
脳も、それと同じです。そもそも混沌としている社会に意味を与えているのは、脳です。
同じ絵を見ていても、「もうこれは、同じ絵だと思いたい」と思っていれば、間違い探しなどできないんです。
「同じ絵」という思考にシャットアウトされ、細かな間違いに気づけないのです。
だから、将来何をしたいかを具体的に決めておくと、脳はこちらの意識とは関係なく、やりたいことの達成に無駄になることには、五感の一切を切断します。
「お金持ちになりたい」という以上に「総資産5億円のスーパーリッチと言われる人になりたい」とか「家族4人で暮らせる家を100軒持ちたい」とかいった具合に、夢が夢としてより具体的であれば、脳はそれにしか反応しません。
この場合、「お金」「リッチ」「家」という言葉は強く意識されます。街を歩いていても、この言葉が飛び交っているのを聞いたときにピンときて、耳をそばだてたりもします。
同時に、ここに全く出てこない「暴落」「倒産」「貧乏」ということに関する新しい情報や、言葉は、まったくシャットアウトされるのです。
これは集中してるというレベルではなく、本人の耳が聞いていない、聞こえてこない状態になっているのです。集中力だけでは語れない、脳の優れた仕組みがあるのです
人間の思考には、そんな隠れた仕組みがあります。
2.何のために今苦労しているのか、を納得できる
夢は、ある意味具体的に落とし込んでいくと、目標という形に変わってきます。
目標を達成するのは確かに辛いですが、いまこのつらい生活をしているのが何でなのか?その目標を達成したとき、どんな夢が叶うのか、がはっきり見えていると、目の前のつらさを我慢できます。
そして、ただ我慢するだけではなく、早く目標を達成して早く夢を達成したいと思うのが人間の性ですから、夢を追い続ければ、いまの辛い仕事をどう効率よくやるか、を工夫するようにもなると思います。
3.自分の成長曲線が描くカーブがどこに来るのかを楽しみに待てる
待てる、というのも、夢があるからだからこそだと思います。この仕事を仕上げたら、何が待っているだろうと、自分に対するご褒美を考えることで、ワクワクとしてきます。
人間には、成長曲線があると言われています。人間は、右肩上がりに直線的に成長していくのではなく、長い下積みを経て、曲線を描いて右肩に上がっていく、というモノです。
複利の曲線みたいなものです。最初の10年こそ芽が出ませんが、いちど曲線の角度に勢いがついたら、直線とは比べものにならない上がり方をしていきます。
そうして成長した先に目標達成が有り、夢の到達があるとしたら、と思うと、いまの積み上げが苦労と思わなくなってきます。(もちろん、正しい行動を適切に積み上げているというのが前提ですが)
ですが、夢がなくなってしまうと、この成長曲線が地面から離陸していくところに気づかず、努力を断念してしまいます。
複利曲線と同じなわけですから、夢が大きければ大きいほど、大胆であれば大胆であるほど、そして種類が多彩であればるほど、成長曲線が曲がり出すのでの下積み、離陸までの助走は長くなります。
僕は長い助走をいまひた走っている、と自分に言い聞かせています。
まとめ 夢しか叶わない
ここまでの話をまとめると、夢を持ち続けていると、人は、
1.叶えたいことしか見えなくなる
2.何のために今苦労しているのか、を納得できる
3.自分の成長曲線が描くカーブがどこに来るのかを楽しみに待てる
といった状態になって、その夢を叶えざるを得なくなります。僕は、人間には、そんな力があるんだと信じています。
むかし、30代を過ぎた頃、抱え始めた夢について先輩と話したことがあります。そのとき、大分自分が大風呂敷を広げすぎて恥ずかしくなってしまったことを伝えると、先輩は真剣な顔で「恥ずかしいことなんてない、人間は、夢しか叶わない」といいました。
たしかに夢を見ずに、夢のような素晴らしい出来事が起きることもありません。夢がなければ、素晴らしい行動も、成果物も、なにも生まれません。
夢を持ち続けることで、狙っていたゴールにたどり着けなくても、素晴らしい成果物に恵まれることもあります。
というわけで、僕には今、書き連ねた目標の頂点に、スーパーリッチといわれる金融資産5億円があります。そこにむかって、いまはとにかくひた走っています。