金持ち父さんのお金の考え方を実践。僕とかみさんの家計の見直し方

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ウチは長らく、ちょっと特殊な家計管理をしてきました。僕もかみさんも契約社員で自分の小遣いは稼ぐ体制ですが、お互いの財布を一致させることはありません。

 

家庭によっては、奥様がすべての給料を管理したり、家計についての口座を作ったうえで5:5とか7:3とか割合を作って一定額を入金する、という形を取っていると聞きますが、うちはお互いの財布の使い道にノータッチでここまでやってきております。

 

ですが、事実上はどちらも基本的に浪費家。家計は火の車という時代続いていました。

 

その後、僕が投資をするようになって、家計は僕が管理するようになりました。投資と節約の両輪が回るようになり、大分浪費は治ってきましたが、僕が仕事を辞めて起業してからは、給料収入が激減しています。

 

引越しもしたので、かみさんの仕事場も変わり、かみさんの収入も減ってしまいました。これにより、かみさんは自分の稼ぎで一ヶ月の生活を回すことができなくなり、赤字が続いています

 

目次

 

夫婦二人で、ファイナンシャルリテラシーを見つめ直す

 

もとから、かみさんはお金の管理が苦手。気前もいいので、人から頼まれると、すぐに助けにいったり、高いモノを買ってあげたりしてしまいます。

 

しかし今月いよいよ赤字が重なり、このままの生活を続けていくのは難しいということで、話し合いになりました。

 

基本的に、光熱費や社会福祉費、家賃、外食、食費の一部などは僕が負担し、かみさんには食費と雑貨をざっくりと負担してもらっています。

 

ここで出た話では、

  • ここまで、お互いの財布については口を出さないで来たが、お互いの毎月の収支を見直した方がいい。
  • 毎月僕自身の収支は記録をつけているが、かみさんのはつけていない
  • かみさんは、お金が苦手で、とても収支をつけるのは難しい。途中で断念すること間違いなし

ということで、まずは毎日の消費を基本すべて現金でやってもらい、すべてのレシートを僕に集め、僕が自分の収支の記録をまとめるときに一緒に集計・計算することしました。

 

いままでレシートを出すのを嫌がっていた(そもそもレシートを集めるのも面倒と思っていたみたい)かみさんも、さすがに渋々とレシートを集めるようになりました。

 

ですが、これには意外な発見がありました。夫婦の絆を高め、家計を上手く見直すには、いい方法かも知れないです。

 

今回はこの、かみさんの家計の見直し過程で気づいたことを、何点か書いておきたいと思います

 

1.お金の使い道にはその人なりの偏りやこだわりがある

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ロバートキヨサキ著「金持ち父さん 貧乏父さん」シリーズの中で、ファイナンシャルインテリジェンスについて話されている内容がかいてあったのを思い出します。

 

使い込んでいることや、使ってしまった人を責めたりするのではなく、いかにして現状を変えてお金を生み出すか、その知恵を出し合うことが大切です。

 

この考えに沿って、かみさんのお金の使い道について、検討してみました。

 

まずは一ヶ月の使用経費すべてのレシートを出してもらい、ノート日付ごとに貼り付けたあと、エクセルに打ち込んでいきます。

 

地道な作業ですが、休みの日に気分転換がてらやってみました。

 

その結果がこちらです

 

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ファットバーンとズンバは、フィットネスのことです。

 

このようにしてみると、限られた収入の中で、かみさんがいろいろなことを考えながら支出を行っていることが分かります。

 

ダブルインカムというと聞こえはいいですが、兼業主婦の契約社員というと、妥当かなというところです。

 

この表が出来上がったとき、ぼくとかみさんで、みるところが違っていました。

 

僕は保険が高いと指摘しましたが、かみさんは食費に注目したのです

 

2.意外な支出に僕自身が助けられていた

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内容の改善についてはさておき、助けられている支出もあります。プレゼントはこの1ヶ月の収入17万のうち3万円も費やしています。

 

このあたりに彼女の気前の良さが現れています。また、学校関係というところは、学校の給食費の他、ちょっとした文房具や雑貨、体操着や学校関係の備品など、細かいところの支出がみられました。

 

このあたり、当初は給食費だけの支出をお願いしていましたが、そのほかの雑費分もかぶってくれていました。

 

こういった支出の内容をみると、彼女は彼女なりに、限られた収入をどのように生活に活かすべきかを考えていることがよく分かります。

3.支出が収入を下回るために話し合ったこと

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このような背景を踏まえつつ、僕とかみさんとで話し合いを続けました。現状のゴールは、できるかぎりかみさん自身で負担できる部分を、自分の負担の中でやってもらうことです。

 

僕自身も食費は6万ほど出しているので、合算すると、我が家は13万も食費に使っていることになります。これはやはり削減ポイントとして大きな課題に挙がりました。

 

レシートを見直す中で、コンビニでの買い物の回数が多いことも分かりました。1ヶ月で37回コンビニに行っています。それに対してスーパーの回数が少ない。

 

これは、ちょっとした買い物から、食事作成が面倒なときに至るまで、家から2分で着くコンビニでの買い物が多くを占めていることが分かりました。一般の主婦の方々がなぜスーパーで買い物をするのか、僕らはこのとき気づいたのです。

 

また、携帯代も1万かかってることは、二人とも課題感が共通でした。やはり面倒くさかったが、格安SIMを本格的に検討しよう、ということになりました。

 

 また、プレゼントについては、子供の誕生月やクリスマスなど、使うのが分かっている月にやはり多くなる傾向なので、しばらく購入を控える、買うとしてももうすこし分相応のものを買うことにしました

 

保険は、仲のよい友達にどうしても入って欲しいと頼まれた保険と、保険の外交員のお義母さんと検討して入った保険ということで、未来への貯金のようなモノだと、頑として解約や減額はしないと言っていました。

 

それよりも、食費をさらに切り詰めることで予算を確保したい、という意思を伝えられました。

 

これは彼女の主体的な決定なので、その方針で行くことにしました。

 

4.一ヶ月後の再集計ですこし結果が!

僕らは、このように話し合って、節約を開始しました。この話し合いは、僕自身の財布の節約にも大変参考になりました。会社の経費ももう一度見直すきっかけにもなりましたし、実際にいくらかのコストカット項目も新たに決めることができました。

 

そして、この方針を決めて、一ヶ月経った後の結果が、こちらです

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課題の食品は1万円近く、プレゼントも半分くらいまで節約されました。電話代など固定費系はまだ手がついていませんが、これはソフトバンクとの相談の上です。(結局PCデポでは折り合いがつかず、いまソフトバンク→Yモバイルへの移行を画策しています)

 

ソフトバンク→Yモバイルへの意向についての注意点は赤兎馬さんのこちらのブログはかなり役に立ちます

 

 

sekitoba1007.hatenablog.com

というわけで、いろいろやって、わずか1ヶ月で約3万円の節約です。赤字はほぼ無くなりました。プレゼント代を貯めるため、かみさんはさらに節約できると言っています。僕も負けずに節約をさらに考えるようになりました。

 

夫婦二人で、リテラシーが変わってきたのかな、と感じています。

5.お互いの価値観を埋め合って、さらなる節約に励む

今回、かみさんは僕が指摘した保険の部分は手をつけずに、結局2万円の節約を敢行して見せました。

 

そして、コンビニからスーパーへの意識が、家族全体で高まりました。僕は、ペットボトル飲料は、コンビニでは500mlで150円くらいですが、イオンなどのスーパーなら同じ値段で1500mlが買えることを最近知りました。

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かみさんは知っていたらしいですが、いままでは面倒くさかったそうです。ですが、よく考えたらその差が3倍にもなることを考えると、スーパーの食料品に対するすごさが分かってきました。

 

こうした家計の眺め方の違いで、お互いの価値観の違いも浮き彫りにになりますが、結果が出るようになると、それも納得がいきます。

 

また、節約ができれば、僕も投資や貯金にお金を振り向けることができます。グッドサイクルへの第一歩です。

 

まとめ 家計の体質改善は、夫婦の信頼関係も強める

かみさんは家計嫌いで、お金の話も嫌うタイプでした。ですが、なんとか協力を得られるようになって、これから我が家の浪費問題も緩和できるんじゃないかと思っています。ここまでの話を振り返りますと、

 

1.お金の使い道にはその人なりの偏りやこだわりがある

2.意外な支出に僕自身が助けられていた

3.支出が収入を下回るために話し合ったこと

4.一ヶ月後の再集計ですこし結果が!

5.お互いの価値観を埋め合って、さらなる節約に励む

 

こんなことに注意しながら、お互いに知恵を出し合う方が、家計は健全化するように思われました。

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とはいえ、僕らの活動はまだ始まったばかりです。お互いの収入も、いろいろあって、以前より激減しました。ですが、節約→貯金→投資とお金を増やす方向に回すためにも、大事な一歩だったのではないかと思います

 

今後も知恵を出し合って、我慢しすぎない程度にすこしずつ節約を拡大できればと思っています。

 

今回も本当に長くなりました。最後まで読んでいただき、感謝します。ありがとうございます。

 

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