読者になってくださったブロガーさんの記事を拝見していると、とても面白いものがたくさんあり、書く筆を止めて、ついつい読み込んでしまうことがあります。
最近、別のブロガーさんの記事を読んでいて、自分の状況を踏まえ、とくに心に感動を覚えました
・電子レンジャーさん「家庭人のすすめ」
・つきかなさん「娘の巣立ちに揺れたけれど」
*つきかなさん、すいません、勝手にリンク貼らせていただきました。
ふたつとも、テーマは家族。読むと、家族を大切にする気持ちを改めて思い起こさせてくれます。
僕は早期退職してからというもの、前職の仲間達とのつながりもだいぶ切れています。退職前に恐れていた「社会的ぼっち」となった僕にとって、二つの記事は自分に何が大切かを気づかせてくれました
目次
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孤独と向き合えるか?会社を辞めるときの不安
この記事はおよそ 7分39秒で読めます。
早期退職をしてから、ちょうど10ヶ月目を迎えました。起業して、バイト始めて、ライティングして、など、いまは前職全く違った生活を、それなりに楽しく送っています。
辞める前は、社会的にひとりぼっちになることに不安も感じていました。お金や仕事など、いろいろと不安はありましたが、これは大きな不安でした。
はたして、あたらしい知り合いのネットワークを広げていけるのか。いまの社会の枠組みを捨てて、新しい枠組みに今更いっても、うまく生活できるのか。
というのは、それまで社内や業界の人達との付き合いのなかで生きてきた僕にとっては、それなりに大きな疑問でした。
ですが、驚くことに、このしがらみのない生活がかなりいいのです。すっきりしている。ストレスがない。とくに退職前はだれかしらとつながっていたので、つねにいつ連絡が来るかはわからず、かなりのストレスでした。
有休なんか取っても、まったく気が落ち着かない。そんな毎日でした。
そのストレスがなくなって、むしろぼっちはいいかも、とすら思えています。
しかし、それは大きな勘違いでした。楽しく過ごせているのは、家族がいるからなんです。その勘違いについて、今回はお話ししたいと思います。
1.やはりさみしさに不安はある
会社を辞めた後、当たり前ですが、ほとんどの人から連絡は来なくなりました。こちらも、気を遣うし、気も引けるし、話すと嫌な気持ちを思い出したりもするので、連絡していません。
同期の二人だけ、2ヶ月に1度くらい電話するくらいです。やめる前に聞いてはいましたが、ほんとうに縁遠くなるものです。業界の人達とも、まったく連絡を取らなくなりました。それだけ、前職の職場に対しては、冷めていたのだと思います。
この10ヶ月間で、社会的には本当に孤独になりました。恐れていた社会的ぼっち生活の始まりでした。
ですが、悲観することはないことは、すぐに分かりました。僕自身は孤独でも何でもなかったのです。単身赴任も解消になって、家族と過ごすようになったし、好きな仕事につくこともできました。
毎回トリプルワークの話をよくしていますが、好きで始めた仕事。前職の時に比べ、かなりストレスフリーで仕事しています。そこでできた仕事相手とはそれなりにまた新たな人間関係もできています。
結局、人は一人では生きられないのですね。だれかのお世話になりながら生きていく。そうして今度は自分が誰かにご恩のバトンタッチ。社会はこうして成り立っているんだと思います。
それもこれも、改めて思いますが、家族がいるからです。冒頭の2つのブログを読んで、僕はそんな家族の大切さを改めて実感しています。
2.不安を消してくれる、ありがたい存在は家族だった
もし会社に残れても、家族がいなかったら、つらい人生になったろうと思います。会社は辞めても、家族がいるから、僕は平気なんだと思います。
ですが電子レンジャーさんの指摘にありますように、そんなありがたい自分の家族に、たしかに感謝をつたえているか、については考えさせられます。
ついつい 生活費>稼ぎ となってしまった今の現状を考えてしまい、僕の背中を押してくれた家族に対してのコミュニケーションは、おろそかになりがちです。
娘と息子はいま中学生。親としては忙しい盛りですが、あと10年もしたら自立して、いなくなってしまいます。
活き活きと新生活を生き抜く子供達を見送りながら、つきかなさん夫婦のように「さあ、楽しくやろうね」とかみさんに言える関係でいられるだろうか。
そう思ったら、いろいろ寂寥感がにじみ出てきてしまいました。いまだけでも、家族との時間を大事にしたい、させていただきたい、と思う次第です。
3.家族がいるから、挑戦できる
早期退職については、なかばクビ宣告のような退職勧奨がありました。だからこそ、次こそ自分らしく人生を生きたい、と思うところもありました。
かみさんには、当初会社を辞めるのを反対されました。いままでサラリーマン人生だったわけですし、当人もサラリーマンの妻だったわけです。起業したりして、がらっと変わる生活になることは、かなり不安だったと思います。
息子にも、ギャンブルみたいな人生送らないでよ、と言われました。親の仕事がなくなって、稼ぎが少なくなったことは、猛烈な不安だったと思います。
決して、僕にも確信があったわけでもありません。そして、いまも結果を出しているわけでもありません。ただ、好きな仕事で、やりたいように生きる。それをしてみたかった。だからそうしてみた。だいぶわがままな決断でした。
でも、最終的にこうした生き方に賛成してくれましたので、本当に家族には感謝しています。いまはまだ 生活費>稼ぎ です。退職金を食い潰さないよう、はやく逆転したいと思っています。
まとめ 社会的なぼっちなら、全く問題ない
家族が味方だと、帰るところも、居場所もあります。自分が生きてていい、とも思えます。少なくともたくさんの社会人とバランスよく付き合わなければ、生きていくことはできないと思っていた人生からは、解放されました。話をまとめますと
1.やはりさみしさに不安はある
2.不安を消してくれる、ありがたい存在は家族だった
3.家族のがいるから、挑戦できる
と、冒頭のブログを読んで思った次第です。
いまは、家族がいれば、社会的にぼっちになるのは、むしろ仕事に集中できてよいことだとすら思えます。
おかしな誘いや、無駄金を使わせる付き合いも、なくなりました。ブログも毎日楽しく書けます。僕の場合はこういう生き方の方が、元々楽だったのかも知れません。
まだまだ寒い日が続きますが、心だけは凍らせないように、前向きに生きていきたいものです
強い生き方ですね。私もいずれ定年を迎え会社とは縁が切れます。生きがいを見つけなくてはとつねづね考えてはいますが・・・。
パパさん、いつもコメント本当にありがとうございます。
いまやブログに寄せられるコメントやはてなスターも、私の生活を支えてくれるようになりました。会社にいる時にブログの良さに気づいていたら、また人生も違うものだったかもしれません。
happylibraryさん、こんにちは。
私のブログをご紹介いただき、ありがとうございます。
時々覗かせていただいては、なるほどー!とか、すごいなあ!とか、深いなあ!とか、つぶやいておりましたが、まさか自分の記事をご紹介いただけるなんて・・・驚きましたし、とても嬉しいです!
そして、今回の記事の内容には大変共感を覚えました。15年ほど前の我が家を思い出します。(夫が脱サラ起業をした)我が家に関して言えば、結構な修羅場もありました。ここまで生きてこられたのは、まさに家族のおかげだと思っています。
幼かった娘たちは、決して「養わなくてはいけない存在」なだけではなく、困難も楽しさも希望も分かち合う「チームメイト」でした。元気の源でいてくれて、本当に可愛くて、彼女たちのためならと頑張れました。
親のわがままで苦労させたと思っていますが、本人たちはいたって明るく育ち、私たち夫婦のところに生まれてきて良かったとすら言ってくれます。親としては、今も申し訳ない気持ちでいるのですけどね。
子どもは成長し、いつかは離れていくものですよね(例外はありますが)。一緒に暮らせる限られた年月は、特別なギフトかもしれません。大切にしたいですよね。
生意気を言いました。素敵なブログ記事を毎日更新されるhappylibraryさんはすごいと思います。私は足元にも及びませんが、見習いたい。せめてもう少し頻度を上げて更新できるように頑張ります!
つきかなさん、コメントありがとうございました。見切り発車のリンクで発信してしまいましたが、暖かいコメントいただき、ほっとしております。
ご主人も脱サラ起業されたとのこと、もはやつきかなさんには私の数年先の姿も見えておられるかもしれませんね。おそらくこの若輩者が、これからその道を辿ることをお許しください。
つきかなさんのブログも、引き続き拝見してまいります。また今後とも宜しくお願いします
ご丁寧な返信をありがとうございます。許すだなんて、そんな。
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何をもって成功というか、幸福というか、人それぞれだと思うのです。ご自分の道を選ばれ邁進しているhappylibraryさんは、私には既に成功し幸福な方に見えますよ^^
お若くて素晴らしいとは感じますが、若輩者だなんて思いません。
悩むことも多いかもしれませんが(私はいまだ悩み事のオンパレード笑)、頑張ってくださいね。はい。私も頑張ります!