2020年となって、僕も43歳となりました。子供の頃に見た未来の絵本が現実化するのも、この2020年あたりだったと思います。
思い返せば、なんとなくその未来に近づいているところもあります。パソコンは普及し、携帯は一人一台以上の時代となりました。i watchの出現で、ウルトラ警備隊のように腕時計で通信できるようになったし、インターネットは世界中の人々を繋げるようになりました。
AIの出現でまだまだテクノロジーは進化していくみたいですね。今以上に、便利な世の中になっていくようです。
たしかに人間の仕事はAIにとられてしまうのでは、と心配するところもあります。ですが同時にめんどくさいことは大分やらなくてよくなる、という時代にもなるようです。やりたいことをぶらさずに工夫をつづければ、道は開けるんじゃないかと思っています。
目次
自分のやりたい仕事に照らして
この記事はおよそ 9分45秒で読めます。
いま、脱サラした僕は、不動産で起業しました。まだまだ十分に儲かっているとは言えないから、他にもアルバイトしてます。ですがこの仕事をやっている時が1番自分が活き活きとしていることを感じます。
活き活きと活動する中で、たくさんの業者の方とのお付き合いも増えました。工務店、銀行、ポータルサイト、クリーニング業、コンサルタントなどなど、本当にさまざまな業者の方たちです。その中でさまざまな業界のテクノロジーに触れてきました。
新入居のお客様の職業話を聞かせてもらう中でも、テクノロジーのここ最近の進化の凄さを思い知ります。
技術の進歩なんて、いままでまったく縁がない世界と思ってきましたが、自分の仕事にも引き寄せて考えてみて、それは大きな間違いだったと気づきました。
すでに僕らはテクノロジーの散歩にガッツリと生活を変えられ、そこに依存しています。気づけば僕は、ITの天才たちのアイデアの後を、大分遅れてついてきているのです。
そしてこれからは5GやAIの普及する時代を控え、テクノロジーの進化スピードはさらに速くなっていくことを感じています。
手始めにちょっとググってみましたら、不動産業界にも期待できるテクノロジーの進化についての情報が沢山載っていました。なんかちょっとワクワクしてきました。
そこで不動産業としてテクノロジーの進化に期待出来ることを、3つほど並べてみました。
1.防犯カメラの急速普及でできることが増える
テクノロジーの発展で、防犯カメラがとても増えました。最近ハウスクリーニング業者の方から聞きましたが、とても安価で性能のいいものが出ています。5000円くらいで買えて、スマホとの互換性もいいそうです。
自宅において、ペットや子供の留守番をチェックすることもできるとか。シェアハウスなら共用部に置けば防犯効果も高まりますね。
いまamazonも防犯カメラ作ってるらしいですね。これ、世の中に出たら、amazonが始めている置き配なんかも、さらに普及するんじゃないですかね。
宅配BOXが置けない家でも、玄関に置き配してもらって、ドロボーの心配もなく荷物を受け取れる、となれば、物件の玄関先に用意して、がんがん置き配してもらうこともできます。amazon側も再配達の煩わしさがなくなるから、いいんじゃないでしょうか。
もしかすると、amazonのほうから防犯カメラを格安で配布なんか始めたりして。amazon prime会員には無料配布してくんないかな。プライム会員としては期待します。
同じ理由で、警備会社が防犯カメラを販売する、ということもありそうですよね。あとは警察とデータ連携して、すぐに助けを呼べるようにしたりすると、物件のセキュリティもより上がります
2.自動運転で駅近有利が崩壊する
トヨタをはじめとして、自動運転への期待が寄せられています。
自動運転もレベル別にいろいろあるみたいですね。レベルについてはこちらのブログで分かりやすく説明されています。
これによれば、自動運転のレベルとは5段階あって、レベル3からクルマに任せられるレベルと解説されています
さらには内閣府のコメントも紹介されていて、2020年にはレベル3のクルマを市場化するとのこと。なんだかワクワクしてきますね。
僕が期待しているのはもちろんレベル5の完全自動運転です。世界各国でもまだ市場化はされていなくて、コンセプトカー状態ですけど、政府や自動車メーカーがこんなことを本気で考えていると言うところが嬉しいです。
きっと、近々実現するんだと思います。
もし、タクシーやカーシェアが自動運転になれば立地が悪い家でも問題なくなるんじゃないでしょうか。通勤について駅まで遠い人でも、自動運転のクルマが駅まで送ってくれるようになります。
そのまま会社までいくとなると、駐車場の問題がありますが、自動運転ならワンウェイで人だけ移動したら、あとは家までクルマが返ってきてくれればいいわけです。
僕の持っている物件の一つに、駅から遠くて坂の上にあるシェアハウスがあります。
自動運転のクルマを1台導入できれば、ハウスの住人の送り迎えも可能になります。おそらく僕のシェアハウスの立地問題なんて、一発で解決だなぁ。
ということで、立地が悪いところに物件を持っている僕としては、かなり期待をふくらませています。
3.5Gで不動産広告は大きく変わる
なんといっても5G時代が間違いなく到来する、ということで、映像技術の大幅な向上も期待できます。
動画もいまよりもっと流行るでしょうから、物件情報は写真に加え、動画でも宣伝するのが当たり前になってくるかも知れません。そうなったら、テレビと同じですよね。
一人テレビ局になって、物件を取材し、その内容をポータル動画に載せれば、より詳細に情報提供できます。
綺麗、かわいい、便利などが売りの物件を作り込んでいるので、こうなってくるとよりいっそう宣伝の幅が広がるかも知れません。
クラウドワークスで格安にモデルさんを頼んで、物件の紹介をしてもらうのもいいかもしれないですよね。ただポータルサイトに写真を載せるだけの宣伝とは大分違った方向性になってくるかも知れません
まとめ 不動産業界の価値観も変化するか
いままでは駅近、新築などの要因は、物件購入時に見誤ると、あとあと大分苦労することになる問題点でした。ですが安い物件を買うには、逆に駅から遠い、古いなどの要素は必ず関わります。
もしテクノロジーがより発展したら、こうした問題は解決され、駅から遠い築古物件でも、リノベして綺麗、近所付き合いが良好で住むのが楽しい、静かで住みやすい、丘の上の方が地盤が固くて安全、などの、本来の家としての特性こそが価値に変わってくるかも知れません。以下にここまでの内容をまとめます。
1.防犯カメラの急速普及でできることが増える
防犯性の向上はもちろんのこと、置き配のような手法もやりやすくなり、ネットショッピングも楽になるかも知れません。アパートやシェアハウスにおいては、大家として提供できることが増えそうです。
2.自動運転で駅近有利が崩壊する
自転車通勤やバイク通勤などが禁じられていたり、自動車通勤は駐車場がない、といった問題も、自動運転が出来る様になれば一発で解決です。移動がより便利になれば、駅近の物件じゃなくても十分勝負できるようになるでしょう
3.5Gで不動産広告は大きく変わる
広告の形態も変わってくるんじゃないでしょうか。動画の積極活用はいまから検討する価値ありですね。YouTuberが増えてるわけですね
テクノロジーについて詳しくなることで、これからのビジネスもより一層効果的なものになるんじゃないか、とワクワクしてきます。いまはまったく情弱レベルですが、勉強する価値がありますね。
アナログ時代最後のおっさんと思っていましたが、こらからはテクノロジーの進歩に泥だらけになりながらついて行こうと思っています。