トランプ大統領の大暴走で、また世界経済が揺れてますね。大発会も下げスタート。いい感じです。新年早々買い時からスタートです。
あまりメインでやってはいませんが、少額を株式に投資することは僕も相変わらずやっております。
儲けは10数万円、全部で40万程度ですが、元手もないので、これなら十分というところです。
とりあえずシンプルな方法に辿り着きました。まずこれならあまり損はしなくなりました。あとの大幅アップは運任せ、というところです
いくらドルコスト平均法を使うと言っても、高づかみのところから買い始めてしまったら、気持ちも萎えてしまいます。できれば安く買い始めたいですよね。
ですので、今日は僕の少額株式投資の買い時チェックポイントをご紹介します
目次
- どんな時が買い時か。目安を持っていれば自信を持って買える
- 1.時価総額と売上高、または営業利益をチェック
- 2.配当利回りをチェック
- 3.世間的にこれでもかというくらい叩かれているか
- 4.ドルコスト平均法で買う
- まとめ 慎重かつ大胆に。買うときは数年付き合う覚悟で
目次
どんな時が買い時か。目安を持っていれば自信を持って買える
この記事はおよそ 10分51秒で読めます。
いざ株式を買おうという時、何か物差しを持って買っていますか。
自分なりに何かよりどころみたいなものがあると、買いに決心がつきやすいかもしれません。ちなみに僕はかつて、買い時がわからなかったので、かなり多くの株を高掴みしてきました。
安く買うのって難しくないですか。ちなみに高く売るのも、難しいですが。
少なくとも、このパターンでいくと、買い時には自信を持てますので、少しでも参考になりましたら幸いです
あくまで個人の感想に過ぎませんが、参考になりましたら幸いです
1.時価総額と売上高、または営業利益をチェック
毎回、時価総額と売上高はチェックしています。時価総額とは株価×販売株数です。つまり株価によって上下します。
外部からの評価が最も鮮明に評価されているのが株価ですから、それに販売株数をかけた時価総額は、直近の会社の外部評価額、ということになります。
たとえは、1株2000円の株価で100株を販売している会社の価値は、20万円と外部から評価されている、ということです。
これに対し、売上高は、その会社が上げることができる売上の全てです。つまり会社の実力値と言えます。
この売上高と時価総額を相対的に評価します。大まかにいって、時価総額が売上高より高ければ、世間に実力以上に評価されている状態ですので、この会社の株価は割高ということになります。
反対に売上高が時価総額より高ければ、まだ外部の評価が実力に追いついていないので、割安ということになります。
業界によって、原価が高いものを扱っている業界は売上高を営業利益で見るべき業界もありますが、こんなポイントで割高、割安を判断しています
2.配当利回りをチェック
時価総額が売上高より低かった場合、さらに配当利回りをチェックします。
大体どの会社も2〜3%で配当を出しています。だから割安株がさらにこのチェックのとき、配当で3%以上出していれば、さらに買いのイメージは強くなってきます。
株価が上がる可能性を秘めていて、配当も安定している。ということで、ますます狙い目というわけです。
実際はここまでの条件ですでに多くの起業が当てはまらなくなってきます。そうそうおいしい株は転がっていないということなのかも知れません。
ただ、少額で買っていくので、配当は実のところあまり当てにならないかも知れませんね。10万円買っても、3%だったら、3000円が半年に一回です。お小遣いとしてはいいかもしれませんが、吹けば飛ぶような額となってしまいます。
ただ、配当が高くて安定している、というのは、企業の安定性や優良性の指標となりますので、チェックは必要かと思います。その上で実際に2%強とかだったら、買ってもいいんじゃないかと判断しています
3.世間的にこれでもかというくらい叩かれているか
さて、こういう時価総額と売上高がかけ離れるもっとも大きなタイミングは何か。ちょっと大胆なことを書くと、これは個人的にはスキャンダルだと思っています。
企業が潰れるんじゃないか、と思われるくらいの不祥事、逆張り的な考え方ですが、これが一つの勝負所です。
もちろん、道徳的に不祥事を起こした会社は、こちらも応援したくないので、買うことはありません。ですが、大きな不況や、事故、天災などで大きく不振に陥った会社については、会社が誠実に活動を続けている限り、ほとんどがよみがえってきます。
企業TOPの不祥事なども、結構狙うことがあります。会社全体がおかしいのではなく、TOPの判断が誤った場合は、TOPが入れ替わった段階で株価が回復していくことはよくあります。
最近はコンプライアンスの問題もあり、かなりスキャンダルが多い世の中になっています。TVはすべてを悪者に仕上げますが、たとえば裁判の結果が確定していない企業TOPが悪者と先走りで判定され、めちゃくちゃに叩かれたあと、その後のことは一切ふれないという事件も多くあります
そういう事件は、未解決だったり、犯罪が不確定だったりします。そうしているうちに、企業の方は修正をかけ、経営を元に戻していることなどもよくあります。
だいたいTVで1シーズンに1回くらいは叩かれる企業が出てきますので、そのときは時価総額と配当のこれまでの推移は見るようになりました。
4.ドルコスト平均法で買う
買うと決めたら、暫く株価が下がることを予見して、一定の少額から買いはじめます。はじめから追加資金を入れるつもりで買うのです。
そうすると、株価が下がったときは多く、上がったときは少なく買うことになります。
この買い方をドルコスト平均法と言い、買い付けが終了するまで時間はかかりますが、手堅い買い付けがお望みの方にはおすすめです。
ただし、長い期間をかけることになります。1年どころではありません。2,3年は見据えた戦いになりますので、途中で嫌になって損切りすると、結局損してしまいます。
こうならないための大きな決意、覚悟が必要です。ただ、経験上世間的にあそこはつぶれないだろうな、というくらい大きい企業なら、だいたい回復します。そのまま倒産したのは、あまりみたことがありません。山一証券の倒産も、大分昔の話になってしまいました。
人は辞めさせるが、企業は倒れない。冷たい考え方ですが、日本の経営は、そうなっているのかも知れません。だったら、それを逆手にとって儲かるしかないです。
ただ、ドルコスト平均法で1万円づつ投下しながら、価格の様子を見て100万も積み上げるころには、その価値は150万、200万くらいに膨れ上がることも夢ではありません。とおもって買っています(^_^;)
僕は企業によっては、信じた企業には、価格が下がったときだけ買っています。10%くらい下がったら、倍買い付け、さらに10%くらい下がったらその倍を買い付けます。3回くらい大きく値崩れすると、もとの値段の7割くらいになっちゃいますが、その後は多くの企業がもとに戻してきます。
大体は、崩れるときはもっと大きく値崩れします。一度の値崩れで30%、つぎはさらに30%くらいくずれます。だから大分安く買うこともできます。
あとはその後の企業の業態をチェックです。起こしてしまった事件のことをとやかくみるのではなく、TOPの人事や、会社の態勢の変化、利益の出方、配当の出方など、どのくらい企業がリカバリーしているのかをニュースや証券会社の四季報情報で観察しています。
こうしてみていると気づきますが、TVニュースの評価より、株価の方が正直ですね。業態がしっかり回復していれば、早い段階で株価は回復します。一方TVはこれでかとしつこく同じ企業を叩き続けています。
ニュースは不祥事は大好物ですが、こつこつと頑張ってリカバリーしているところは全く流さないので、逆張りが凄く効く感じがあります。
まとめ 慎重かつ大胆に。買うときは数年付き合う覚悟で
といったわけで、腹を決めたら、時間をかけて買っていくわけですので、長い時間その株と付き合う、ということを、肝に銘じなくてはなりません。ここまでの話を見直してみます。
1.時価総額と売上高、または営業利益をチェック
時価総額が売上高を下回っている場合、実力に外部評価が追いついていないと考えることができます。ですので、こういう企業は株価が上がる可能性があると思っています
2.配当利回りをチェック
配当が高いに越したことはありませんが、半期ごとの配当の推移にも注目です。会社そのものが安定しているのか、優良企業なのかどうかがやんわりと判定できます
3.世間的にこれでもかというくらい叩かれているか
会社自体はしっかりしているのに、TOPのスキャンダルや天変地異によって不幸にも評価を落とす場合があります。結構TVが大好物の企業TOPの愛人系スキャンダルや使い込みスキャンダルあたりでの株価暴落は、かなり狙い目です。
4.ドルコスト平均法で買う
買うと決めても、焦って全額投資とはしません。ほんとに倒産する可能背は、もちろん秘めているからです。企業のリカバリーを信じ、ドルコスト平均法で、長く付き合います。長く付き合う方がつらいですが、信じた企業が華麗に復活していくと、それをみるのはすがすがしいものがあります
というわけで、いろいろ述べてみましたが、書いてみて思いましたが、過激な理論でした。人に勧めるには、荒削りな買い方ですね。逆張り、スキャンダルチェックなども含んでいるので、あまり真似しない方がいいかもしれません。
でも、報道と現実があきらかに違うことは、こういう投資をするようになってからとくに感じるようになりました。ニュースを疑ってみる、という視点が、思わぬ儲けの入口になることも、あるのかもしれません
勉強になります。
ドルコスト平均化法とは、いわゆるナンピン買いですよね。
へたなナンピン素寒貧という格言もあるとおり、資金力+企業の将来性がないと地獄を見ることもあります。(´Д`)
いわゆるくそ株はダメな経験しかありません。
コメントありがとうございます。
絶対潰れない。というような大企業が株価を落とした時こそ狙い目です。こんな時、ニュースは今こそ買いですよ、とは言わないんで、ここで買う人はあまりいませんが(^◇^;)
僕は資金力がないので、最初から10回に分けて買うつもりで少額から買ってますが、結構その後すぐに回復する企業が多くて儲かりません(^_^;)最初の投下額をもう少し上げてみようかと検討中です。