クリスマスに寄付を。ワールドビジョンの暖かさが伝わる3ポイント(その1)

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クリスマスは世界中の幸せを思いやる日♪

いろんなクリスマスネタのメールが僕の手元にもやってきますが、なんとも心を打たれてしまったのは、これでした

www.worldvision.jp

 

この団体は、ある貧困地域の貧困層の子供とのスポンサー契約を通じて、その子がいるコミュニティ全体に寄付する、という団体です。僕もこのコンセプトを気に入ってしまい、自分が貧乏にもかかわらず、2人に寄付を続けています

 

1人の寄付に、月4500円。1日一杯分のコーヒー代で、1人のチャイルドの生活を支援できます。

 

仕組みとしては、寄付者がチャイルドを支援するつもりで入れた募金を集めて、このワールドビジョンという団体が、チャイルドのいる地域全体をサポートする。こんなサポートになっています。

 

ワールドビジョンの暖かい支援で助かる村も数多くあり、その地域は自立していきます。

 

この、崩壊寸前の自治体が自立する、というのを目指して支援しているのがなんとも大事なところです

 

そこで、ワールドビジョンの暖かい優しさについて、3ポイントでお伝えしたいと思います

 

寄付をしたいと思う日本人が持ちやすい不安


この記事はおよそ 8分16秒で読めます。


寄付は大事だと思っているけど、どこにしたら良いかわからない人。

 

お金を騙し取られているんじゃないかという不安。

 

寄付文化がない日本で、昔から寄付なんてしたことない、というひとは多いでしょう。

 

寄付しても、ちゃんと有効に使われているかよくわかないし、なんか中間に入る団体に根こそぎ吸い取られているんじゃないか、と思ってしまいますよね。

 

僕もそう思っていたので、若い頃はまったく寄付していませんでした。

 

ですが今は、あしなが募金、UNHCR、そしてワールドビジョンと、三つの寄付を毎月おこなっています。

 

ふるさと納税もいれたら4つですけど、こちらはちょっと打算的な部分もありますしね

 

僕が寄付する方向に舵を切ったのは、「金持ち父さん 貧乏父さん」シリーズを読む中で、金持ち父さんが「金持ちなりたかったら、寄付をした方がいい」といっていたのと、実際寄付をしたらお金が増えてきたから、というスピリチュアルな経験があったからです。

 

とにかく、寄付というのは、そのお金が一円たりとも無駄なく使われているのか、と先々のことを心配しながら支払うものではないということ。そして、これはスピリチュアルな理屈ですが、お金は、いい航海をさせるために送り出すと、たくさんの仲間を連れて帰ってくるということです

 

ただ、これだけではとても皆さんが寄付をしてみたいと思うようにもならないし、ワールドビジョンについて興味も持たれないと思いますので、もう少し現実的なワールドビジョンの長所を取り上げてみたいと思います

 

1.活動報告がマメに届く

情けは人のためならず、の本当の意味を知っていますか。あんまりこの言葉の意味に興味ない人も多いと思います。結構まちがって理解されているのが「情けをかけるのは、人のためにならない」という理解です。

 

しかし、これはちょっと意味がちが違っているというところでして「情けをかけるのは、人のためだけではなく、結局巡り巡って自分に戻ってくるものだということを知っていなければならない」という意味が込められています

 

これが、寄付の本質的な理念を示しています。つまり、お金に限らず、優しい気持ちを誰かにかけていく、という行為自体は、やはり崇高な行為であり、その行為は相手を通じてまた誰かに連鎖していく、つながったいい気持ちの連鎖は、巡り巡って世間を一周し、いずれ自分のところにやってくるもの、というわけです。

 

だから、お金もしかり。というわけで、優しい気持ちの寄付が入金されると、水辺に投げた小石が波紋を広げるように、優しさが広がっていくわけです。

 

で、ワールドビジョンの場合は、広がった波紋が、現地でどう使われたか、が結構細かく報告されます。定期的に、3ヶ月に1回くらいの割合で活動報告が届きます。

 

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こんな感じの報告書。他の寄付でもありますけど、ワールドビジョンもマメに送ってくれます

また、こちらがサポートしている現地のチャイルドからも実際に直筆の手紙が届きます。ボランティアの方が翻訳もつけてくれていて(この辺の対応も優しい!)現地でどんな活動をしている、とか、いま何が好きなんだ、とかいった報告が届きます。

 

こちらからも手紙を送ったり、ワールドビジョンのサイトからメールも出せるようになっています。ワールドビジョンのサイトからメールを送るときは、ある程度出来上がっているテンプレから記入を付け足す感じで手紙も出せるので、これもなかなか優しい対応かと思います。

 

こんな感じで、報告があって、現地と交流できるのもいいのかな、という感じです

 

2.チャイルドだけに寄付するわけではない

あくまで寄付者が寄付している、というかフォローしているのは、ワールドビジョンによってマッチングされたチャイルドです。だから僕らはチャイルドを支援する気持ちで寄付をしています。

 

ですが、実際は、その子供に4500円の寄付金を渡して、「はいおしまい」というわけではありません。たしかに、教育も何の支援も受けてこなかった人に、いきなりお金が渡されても、何も有効に使えなくて終わってしまいますよね

 

だから、ワールドビジョンとしては、集まった寄付金を持って、現地に行き、そこの自治体にとって一番いい寄付は何かを考え、支援物資に買えて提供しているわけです。

 

たとえば、これは活動報告のカフェが行われてきたときに聞いてきた活動報告ですが、支援先のチャイルドがいる自治体には、大変に貧乏なシングルマザーがいる一家がいまして、自治体全体としても、この家をなんとか支援したいが、どうしていいか分からない。という状態でした。

 

ここで、ワールドビジョン側と自治体側で綿密に話し合いが行われます。どのような支援をする形を取るのが、本人や自治体にとっていい結果を産むのか。それを考えてから、支援が始まるわけです。

 

このとき、最終的には、このシングルマザーのボロボロの不衛生な掘っ立て小屋を建て直すための、上質なセメントが提供されることが決定されたそうです。

 

つまり、お金をぽんと本人に渡しても、なにか贅沢な食料を買って、おしまい、とか、明日につながらないような無駄遣いが結局行われてしまうそうです。また、自治体によっては、自治体が中間搾取してしまい、狙った家族に支援が届かない、ということもあるそうです。

 

確実にこのシングルマザーに支援が届き、かつ、自治体全体がこの一家を助け続ける、そんな仕組みを整えるために送られた支援物資が、セメントだったわけです。大変考え抜かれた物資だなと思いました

 

このセメントを使って、シングルマザーの家は、改築を始めます。もちろん、子供が何人もいる女性一人で改築など出来る訳もないので、村人達が手伝ってくれます。自治体が貧しい人を救うために協力する形が出来上がっていくのです。

 

やがて、セメントでできた綺麗な家が建つようになりました。不衛生だった家はたちはたちは衛生的に変わり、子供達も女性も安心して暮らせるようになりました。女性はこの支援に感謝し、また村人達は自治体内の貧しい人たちを助けるために、自分たちが協力して、また知恵を絞って解決策を考えるようになりました。

 

こうした寄付の形は、お金をただ入れるだけでは実現しません。自治体の体力や知恵を把握し、ワールドビジョンが妥協することなく知恵を絞り、自治体もまた協力しあって不幸な人を救う。こういう態勢ができあがること自体が、なかなかありえないことでもあり、価値のある行動だと思うわけです

 

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こんな笑顔を、一つでも増やせたら、という温かい活動です

字数が多くなってしまいました。今回はここまでです。次回はこの続きとまとめを書いていきたいと思います

 

 

2 thoughts on “クリスマスに寄付を。ワールドビジョンの暖かさが伝わる3ポイント(その1)

  1. Marietan 返信する

    こんにちは。
    昨日は読者登録ありがとうございました。
    私は以前、フォスタープランに寄付していたことがあります。チャイルドから写真と代筆の手紙(チャイルドは字がまだ書けない)が何回か届きました。
    たとえチャイルドが字が書けなくても、写真が届くだけでもうれしかったのを覚えています。

  2. happylibrary 返信する

    コメントありがとうございます!!
    ほんとその通りですよね。
    僕は6年くらいスワジランドの少年をフォローしています。
    最初は車やサッカーボールの絵だけを一生懸命描いてくれていたのが、だんだん文字が書けるようになって、文章にもチャレンジしてくれるようになってきました。最近は警察官になりたいんだということです。
    こういうメッセージに僕も励まされています。自分の子供と違う感じで、成長の過程を見るのがまた楽しく、うれしいです。

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