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前回はエジソンから始まった朝食常識化の話を書きました
今回はその続きです
朝食を食べていた時期は、痩せなかったし、調子も悪かった
最初に断っておくと、だれにも賛同されなくていいし、信じなくていい話です(^_^;)
多くの人から反対されそうですが、実際朝食を食べていたときの僕は、全く痩せませんでした。
よく言われていたのは、朝は王様のように食べ、昼は庶民、夜は貧乏人のように食べる。
この生活が身体によく、痩せると言う話でしたが、僕には全く当てはまらなかったです。
しかもこの当時、毎日運動していました。毎日のようにジムに行って、1時間はロードバイクを漕いでいました。
しかし全く効果は出ませんでした。
サラリーマン生活がそうさせていたのか分かりませんが、だいたい7時くらいに食べると、会社内を駆けずり回っても、お昼は12時に来てしまいます。5時間しか経たずに、また食べるわけです。
さらに夕食も、付き合いなどがあり、お酒が入ります。夜食をたべることもしばしばでした。
朝食を食べるようになれば、規則正しい食習慣が身につくとか、夕食をそんなに食べる気がなくなる、とも言われましたが、そんなこと全くありませんでした。
あくまで個人の感想レベルですが。
でも世界的に信用されているエビデンスだって、100%自分に当てはまるなんてこと、普通ないと思います。
朝食神話はもう絶対的な常識になっていて、朝食を食べないのは悪とか、人間じゃないとか、生きてちゃいけないくらいのレベルなんです。
これ、朝食が身体に合わないひとにとって、とても自由を奪われる考え方じゃないでしょうか
自分の身体の声を聞こう
今現在、ぼくは朝食をやめました。朝忙しく朝食を作る奥さんからはもう呆れられましたが、いまはもう作らないのが当たり前化しています。ただし子供にはへんな影響を与えないよう言われています。
しかし、いまのところ、これで体調は確保できています。
一日の活力も湧きますし、やる気も出ます。考えもまとまります。
マイナーな意見だというのは分かっていますが、こんな人もいるんじゃないでしょうか。
しかし家では朝食をたべることを勧められる。いや、強制すらされる。そういう家があるのもまた現実です。
朝食神話が常識となっているからです。朝食が身体にいいことは、学説で証明されているとか、研究結果があるとか。朝食推奨派は、大量のエビデンスを持ち出して、説得を試みます。
でもそれで困っている人もいるんじゃないか、と思います。
もっとご自分の身体に意見を聞いた方がいいんじゃないかと思います。
前編に書いたように、朝食を辞めたら、僕の体調は明らかによくなりました。何十年と減らずに苦労してきた体重も、減り始めています。これが事実です。
まとめ 世間の常識が自分には一致しないこともある
朝食は、食べた方がいい。これは世間の常識です。それは僕にも分かります。でも同時に、常識にすぎないということでもあります。
常識通りに行動して、いつも人生が成功するわけでもありません。何が言いたいのかというと、肝心なのは、常識をかみ砕いて、自分のものにしているか、ではないでしょうか。以下にここまでのポイントをまとめてみます
1.なぜ一日3食は常識となったか
別に、太古の昔から人間は3食きちんと食べてきたわけではありません。朝食を含めて3食食べるようになったのは、ごく最近のことです。
2.朝食を食べていた時期は、痩せなかったし、調子も悪かった
僕個人の話で言えば、何十年と食べてきましたが、結果は出ませんでした。痩せなかったし、朝食べるといつもお腹が痛くなっていました。やめてみたら、ほんとに体調がよくなって、仕事もはかどるようになりました。これが事実です
3.自分の身体の声を聞こう
朝食にはたくさんの身体にいいという論文があるそうです。だからといって自分の体調に合うわけではありません。極論ですが、朝食は食べた方がいい人が食べたらいいんだと思います。いまは全人類が全員朝食を食べなきゃいけないくらい勢いがある常識ですが、僕はそんなことはないと思います
その人に当てはまらない常識や、時代によって変わっていく常識もあります。朝食は、合う人にとっては、食べた方がいいのであって、食べなければならないと言うものでもないと思います。
ま、そんなような常識って、世の中いっぱいありますよね。
面白いモノです。