この記事はおよそ 5分38秒で読めます。
あなたは、体重と朝食の関係をどう考えていますか。
よく言われるのが、
1日3食の規則正しい食事が大切
とか、
朝食でガッツリ食べ、昼飯で普通に、夕食はちょこっとにした方がいい
とか、
朝食を食べる方が、痩せる
とかじゃないでしょうか。
でも、僕は朝食をやめてから、劇的に痩せました。健康的に痩せられて、いまはとても気分が良いです。体調も良いです。
朝食神話は、いつまで続くんでしょうか。
そこで、今回は朝食は身体に良い、と言われ続けている、いわゆる朝食神話について、書いてみました。この機会に、ぜひみなさん朝食の価値について考えてみませんか。
僕と朝食の関係
僕も、昨年まではそう思っていたし、それはただ論理的な理屈だ、と思っていました。
でも、僕の場合、朝食嫌いだし、食べると明らかに調子悪くなるし、どうみても厄介な存在でした。
高校くらいから、ずっとそうでした。
特に学生になってからは、無理やり親に朝食を食べさせられ、通学の電車内で必ずお腹を壊し、途中下車して駅の汚いトイレに駆け込む生活でした。
朝食を抜くようになって、10キロ、いや正確には13キロ減りました。
大変健康的に減っているし、調子もいいです。
しかま、まだ減っています。減り途中です。
もともと95キロありましたが、いま82キロです。
まあ、まだ太ってますけどね(^_^;)、もともとの伸びしろもあったのかもしれないですが。身長が170㎝だから、標準体重だと70キロくらいじゃないといけないです。
でも、たった1人の結果に過ぎませんが、少なくとも自分に関しては、これは本当に朝食を抜いたおかげだと解釈しています。
今更世間の常識となっている、朝食=良いのイメージを変えられるわけもないので、そこまで声を大にしては言えませんが、これ、当たってると思います。
それに、朝食食べないと体に悪いって、ほんとうなの? とも思います。
各種データは確かに出ているようですが、本当に全員に当てはまるのかな、とも思います。
そこで、朝食神話についてもうすこし掘り下げてみたいと思います
1.なぜ一日3食は常識となったか
江戸時代は一日2食が一般的でした。というより、もともと腹が減ったら食べて、一杯だったら食べなかったわけです。江戸時代の人々も、もともと飽食だったわけじゃないので、積極的に食べていなかったわけです。
たぶん、食糧難とかもよくあったし、飢饉に備える観点から言っても、食べる回数を決めることと、健康と、たぶん結びつけることはなかったと思います
アメリカも、同じくらいでした。もともと人類は、そんなに定期的に食事なんてしていなかったんです。
諸説ありますが、エジソンが出てきたくらいから、その考えが変わってきたと言われています。
発明の天才と言われるエジソンですが、彼はマーケティングの天才でもありました。自身の発明のトースターを販売するため、会社のGE(ゼネラルエレクトロニック社)の広告として、朝食の重要性を訴えました。
朝食に、パンを食べましょう。トースターで焼いた、暖かい焼きたてのパンを。ぜひGEのトースターをお試しください
こんな触れ込みで、トースター販売を仕掛けます。
当時発売直後のトースターは売り上げが芳しくなく、絶版になりかけた商品でした。ですが、朝食をとる、と言う習慣が根付けば、一日2食が3食になります。国民全員が一食増やすわけです。たいへんな市場拡大です。
しかもその拡大した市場で、トースターを販売しているのはほぼGE社のみ。完全に一人勝ちできます。
エジソン恐るべし。
エジソン自身も、新聞のインタビューでどうしてそんなに素晴らしい発明ができるのか?と聞かれたときに、一日3食食べているからだ。と答えているそうです。こんなところまで市場拡大に使うなんて、本当に天才です。
こうして、1日3食常識論が拡大を始めます。もちろんGE社のトースターは売れに売れました。アメリカ国民も豊かになるにつれ、それをあたりまえのように受け入れるようになりました。
国民の食事が一食増えているわけですから、単純に食料が1.5倍必要になってくるわけです。これで経済が繁栄しないわけありません。
アメリカじゅうが乗っかってきます。政府も、後押ししますし、「朝食は食べた方がいい理論」の裏付けを急ぎます。
学説や医学研究もそれにつれて発表されるようになり、朝食をとると頭がよくなるとか、健康になるとか、論文が次々と発表されるようになりました。
こうして、まずはアメリカが1日3食を確立していきます。
業界どころか、世間そのものにイノベーションを起こしてしまうなんて、今では考えられないくらいの天才です。まあ諸説有り!というところですが。
でも、つじつまは合うような気がします。トースターは売れるし、国内経済も潤います。
今回はここまでです。続きは以下の通り。また書きます
朝食を食べていた時期は、痩せなかったし、調子も悪かった
自分の身体の声を聞こう
まとめ 世間の常識が自分には一致しないこともある