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前回は自分のタスクを自分が必要と思う順に3つ位に絞る、ことについて書きましたね
今回はその続きです
3.外の現象に原因がある時は、淡々と実務を実行しよう
自分の気持ちや考え方に整理がつかないときではなく、外の現象が気になることもあるでしょう
評価されない。いじめられる。認めてもらえない。などで、自信を失ってしまうことも多々あると思います
相手の気持ちを変えることはできませんので、急にあなたの仕事ができるようになっても、劇的に評価されることはないでしょう。また、ミスを少なくしても、その効果が評価されるには時間がかかります
与えられている仕事を、淡々とこなすことです。とくに数と時間に注意します。いわれたタスクがあるなら、自分で何分でいくつこなすかを決め、その目標に向かって淡々とこなすことです
周囲とのコミュニケーションも、あまり気にしなくてよいでしょう。仕事がそれなりに仕上がってくれば、いずれ評価も上がりますが、ここでコミュニケーションのほうに流れてしまうと、仕事の仕上がりもよくなくなってしまいますし、自分のスキルアップも、集中力アップ、注意力アップにもつながりません
孤独な戦いに見えますが、あまりむずかしいことは考えず、ご自身のスキルアップや集中力アップをめざして淡々とやりましょう。
4.思い切って職場を変更する
もし、自信喪失が仕事場で起こっているなら、そして改善を続けてもなかなかうまくいかなかったら、その職場を変えましょう。
おもいきった考えかもしれませんし、根性ない、と思われるかもしれませんが、何千個とある仕事のなかで、2つや3つ就いたしごとがぴったり合う方がおかしいのです。
何千個もある仕事、職場のなかで、しっくり来る仕事に合う確率なんて、宝くじみたいなモノです
別にその職場を辞めても、職場の人は追いかけても来ません。
あなたの人生とは別のところで、何か言われているだけです。そこにこだわる必要はないでしょう
ましてや、薄給であればなおさらです。捨てる神あれば、拾う神あり。ですから。
少し前は、石の上にも3年などと言われ、そのくらいは我慢してやってみないと、何事も大成しないと言われました。
ですが今は、そう思って自分がやりたいことを抑え、行動しないことの方が致命的です。
会う人を変える、住むところを変える、仕事を変える。この3つで大分人生はリセットできます
会わない仕事を半年以上も続け、自信がないまま、気分が悪いまま会社に行っているとしたら、辞めてしまいましょう。
5.どうしても、という時は精神科で相談
仕事を変えると、だいたい解決しますが、どうしてもつらい、というときは、我慢せずに精神科で相談するのも手だと思います。
これも、あなたに合う先生とそうでない先生といますので、何回か治療してもらってうまくいかなければ、定期的に変えていきましょう。
僕も月に一回自分の気持ちのメンテに行っていますが、今の先生は6人目です。この先生に出会えてやっと、今まで増えていた薬を減らすことができました。
生活に自信も持たせてくれました。よく話を聞いてくれて、より納得いくように診断してくれました。
神様みたいな先生です。そう思える人に会うまで、僕の場合は10年以上、6人以上かかってしまいました。
それでも、マッチする先生に会えただけ、よかったのかな、とおもいます。
まとめ 自分の気持ちを大事にしていこう
自信のあるなしは、文字通り、自分を信じられるかどうかです。
だったら、まずは人のことより、自分の気持ちを大事にすることをベースに考えましょう。もう一度ポイントをまとめます
1.もう一度寝る
睡眠による思考の整理能力、脳の自浄作用に任せましょう。気持ちもすこし落ち着いてきます
2.自分の気持ちに原因がある時は、自分のやりたいこと順に3つくらいにタスクを絞る
落ち着かないときは、タスクも頭の中に散らばっています。やるべきこと、迫っているタスクを自分にとって必要なことから順に3つくらいに絞ってしまいましょう。他の人の要望に応えて、自分の時間を侵される必要はありません
3.外の現象に原因がある時は、淡々と実務を実行しよう
あまり承認欲求をつよめず、淡々と業務をこなしましょう。業務量の数や時間をはかって目標を決め、それにむかって淡々と仕事しましょう。まわりと協調する必要はありません。スキルを充実させ、自分の自信を取り戻しましょう
4.思い切って職場を変更する
もし自信喪失の原因が職場や学校にあって、しかも長い間悩まされているのなら、思い切って辞めてしまいましょう。石の上に3年も頑張っていたら、チャンスの方が逃げてしまいます
5.どうしても、という時は精神科で相談
どうしてもつらいときは、精神科で相談しましょう。また、合う人が現れるまで、先生は変えていってかまわないでしょう。大丈夫、あなたにマッチする先生はきっと現れます
いかがでしたでしょうか。自分勝手とのバランスの取り方がむずかしいですが、自信を失っている人や、この記事にたどりつくくらいの人は、どちらかというとお人好しの傾向が強いと思いますので、自分の気持ちをもう少し大事にしてもいいのではないかと思います。
あなたの人生を、他の人のために使う必要はあありません。うまくいかないのは、要求に応えられないからであって、他の人に都合に合わせられないからです。だからといってあなたの性格が悪いわけでも、あなたの能力が低いわけでもありません。
あなたは、他人の要求に心を支配されることはありません。契約や締め切りに間に合わない、言われたルールを遵守できない、こういったことでお給料をもらえないと生きていけない、と思ってしまいがちですが、あなたが必要とされる場所は必ずあります。
それを探したり、考えたりすることに時間や気持ちを割きましょう。あなたか人に心を支配されずに、自由にあなたらしく振る舞うことで、人生を生き抜ける場所にたどりつくことを心から願っています。