個人事業主になろう。財布を膨らませる事業所得のメリット3つ

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会社員にとって、ダイレクトに収入をふやす王道は、なんでしょうか。

サラリーマンなら、残業して手当をもらうのが手っ取り早いかもしれませんね。または仮想通貨やFXでうまく当てれば、一夜にして大金持ちにはなれるかもしれません。

とはいえ、よっぽど仕事が好きでない限り、残業を増やすのはかなりの苦行です。また仮想通貨やFXなどは、騙されたり、暴落を味わうなど、素人が手を出すには危険性もかなりあります。

さてあなたなら、どうするでしょうか。

僕は長年投資をしていますので、貯金に比べると比較的早くお金は増える方ですが、それでも爆発的なスピードで増えるわけではありません。

では、もっと現実的に、はやく収入を増やすにはどうしたらよいのでしょうか。僕自身の経験や感覚からすると、わりと手堅く身になる収入の増やし方としては、個人事業主になる。という方法があると思います。

今回は個人事業主を取り巻く現状や、個人事業主になるメリットなどについて説明します。

プラットフォームの発達で個人事業がしやすくなっている

最近、個人事業主やフリーランスと呼ばれる人たちが増えています。その多くは、ネットをうまく活用して仕事をとっています。

かつては新聞や雑誌、電話帳に事業所の電話を登録して仕事をとっていました。

それだけに個人のコミュニケーションや売り込み、プレゼンなどの営業力が本人の技術の他にも求められていました。

このため、個人が仕事をとってくる、というのはとても大変だったのです。

しかし、いまはだいぶ違います。もちろん仕事を取ることは一定の難しさは残していますが、昔よりもチャンスをとらえる機会がとても増えました。

それがプラットフォームの発達です。ネットの発達によって、技術や個人の能力を、クライアント側とマッチングし合う場所がたくさん設けられるようになりました。

ランサーズやクラウドワークス、ココナラ、ジモティーなどに代表されるサイトがその典型です。

仕事内容を細かく区切り、その仕事だけをアウトソーシングして単発で雇う。こういうスタイルが確立しています。

こういったサイトでは、プログラマー、デザイナー、コンサルタント、営業マン、ライター、工務店、電気機械技師、などなど、実にさまざまな職種のフリーランスが手あげしていて、クライアントの依頼を待っています。

YouTubeで流れる噂話の動画のストーリーを作ったり、企業の製品宣伝のプログ記事を代筆したり、プレゼンの資料となるプレゼンテーションを作ったり、と仕事内容も様々です。

また、ウーバーイーツやアマゾンフレックスのような、宅配ドライバーと発注者を結びつけるプラットフォームなども出てきています。

個人事業をはじめる敷居が着々と低くなり、気負わず楽しみながら仕事ができるようになってきているのです。

会社で出世を狙ったり残業したりして稼ぐのとはまた違い、あなたの趣味や得意を活かしながら、一層サイフを太らせることができるのです。 今回はそんなフリーランス事業をはじめることが、サラリーマンとしての給与所得一本よりも手堅く収入を増やすことについて、説明します。

 1.収入が青天井

得意を活かして事業を行うと、いつのまにか複数の仕事をこなすようになります。

たとえばあなたが会社の事務員で、エクセルとパワーポイントが得意だとします。

ココナラなどでは、データ入力や資料作成などの仕事も募集していますので、これから応募して、ひとつ事業収入を作るとします。

一定以上仕事を仕上げていくと、出来上がった資料を取りまとめてプレゼンテーションなどは作れないか。とクライアントから新たな注文が入ることもあります。

プレゼンも作ってあげると、今度は会議資料作成、という方面に新たな事業領域が拡大します。

さらには、毎回のデータとプレゼン資料の提供を積み重ねることで、データ分析のコンサルテーションもできてしまうかもしれません。

こうなると、データ作成、プレゼン作成、飼料分析など、すでに三つの仕事が提供できるスキルが身についてきます。

このスキルを小分けにして、三つともランサーズやクラウドワークスに登録すれば、さらに新しいクライアントと取引することもできるのです。

報酬を支払ってくれる所が増えますので、収入口が増え、より安定しますね。

会社であれば、データ入力、分析、プレゼン作成、情報コンサルなどは、全て事務にひとまとめにされることもあるでしょう。

アレもコレも、すべて仕事が降ってくるなぁと、仕事ができる人ほど、同じ給料で新たな仕事の依頼だけが増えるものです。

残業ばかりが増え、忙しくはなるものの、わずかな残業代がつくだけで評価や報酬はあまり上がらず、モチベーションが下がっていきます。

個人事業であれば、新たな仕事が増えれば、それは受注の増加となり、そのまま収入アップにつながります。

一昔前は、技術を小分けにするのが難しかったのですが、プラットフォームにできることを登録するだけですので、たくさんのスキルをアピールできます。

データ入力ができます、プレゼンテーションが作れます、エクセル関数を使ったデータ解析ができます、と登録しておくだけです。

こうして増えたいろいろな技術から受注が舞い込めば、収入口がどんどん増えていきます。その増え方は青天井です。

あなたの実力、スキルもアップしますので、自信をつけることにもなります。

 2.節税できる

個人事業での仕事にも、税金はかかりますが、会社員とはその計算方法はだいぶ違います。

まず、会社員は給与所得という種類の所得です。給与から税金が天引きされますので、実際の稼ぎをまるまる手にすることはありません。

年収1,000万円の人であっても、税金と社会保障費を天引きされます。それも累進課税で所得税税率が高い人々です。結局手取りは700万円程度となってしまいます。

月額にして60万円くらいです。ここから家賃、光熱費、食費、保険、洋服代などを支払うわけです。

額面で年収1,000万円くらいとなると、衣食住が豪華になってきますし、それに伴って光熱費も上がります。趣味も凝ったものやお金がかかるものになったりして、結局お金は手元にほとんど残りません。

たしかに一般の人よりは多く貰っていますが、用心しない限り、けっこう手元には残らないものです。

これは額面と実際にもらえる金額に大きなギャップがあるのに、4桁という大台を超えているという錯覚があるので、もらっている収入に見合う生活を十分に享受できないためです。

いっぽう個人事業は、事業所得という種類の所得になります。まず収入は100%手に入ります。そして、支払いの多くが経費になります。ここからは税金の理解度にもよりますが、賢く経費を計上すれば、税金の支払いの額は格段に減っていくのです。

事業収入が1,000万円の個人事業主の場合、経費や控除の計上次第ですが、手取りはだいたい800〜840万ほどとなります。場合によっては、もっと手取りが大きくなることも。

先ほどの1,000万円の会社員に比べ、同じ1000万円でも100万円以上開きが出てしまうのです。

サラリーマンの傍ら副業をする場合は1,000万円も稼ぐことはしないでしょう。とはいえ残業やアルバイトなどの副業をするよりも、事業の方が手取り効率の良いことは間違いありません。

 3.自由に働ける

髪型、服装、休暇、労働時間、出勤時刻、人間関係など、会社ではあくせくと気をつかうことは多いでしょう。

しかし個人事業主なら、そのコントロールは自分次第です。髪型や服装はもちろん、仕事によっては付き合う人間関係すら自由に選べます。

好きな事業を、気に入った取引先や仲間と共に、好きなだけできるのです。これでお金が入ってくるわけですから、多少のトラブルや失敗などは気にならなくなってきます。

また、失敗し、どうにも前進ができなくなったら、撤退することもできます。それ自体は辛い経験ですが、キャッシュアウトして人生が詰むよりはマシというものです。

挑戦した事実はその後に活きることもありますし、なにより失敗しても生き残れるのであれば、再起が可能です。

一代で会社を建て、大きくしている人の自伝やインタビューをみると、たいてい何回も失敗しています。立ち上げた会社を何度も倒産させたり、沢山の借金を抱えたり、、まさに人生が詰むか詰まないか、ギリギリの生活です。

しかし、ちょっと副業がてらにブログや動画を作ってみる。ランサーズに登録してWEBライターとして文章を書いてみる。この程度の事業で、そんなたいそうな失敗などあり得ません。

せいぜい、自分には向いてなかったことがわかる程度です。

世の中にはたくさんの仕事がありますので、一発で自分の一生の仕事が見つかる方がおかしいのです。

ですから、見切りをつけて、さっさと撤退し、次の事業をやってみる。それだけです。ところが会社勤めやアルバイトでは、そうはいきません。

部署を変えたり、勤め先を辞めたりと、手間も精神的ダメージも相当です。

個人事業には、そうした移り変わりのよさ、フットワークのよさもあるのです。副業でやるなら、アルバイトよりもうってつけです。

思わぬ経験や仲間を獲得することで、働くことが楽しくなってきます。ブラック企業に勤めるよりは、ずっと人生を楽しく過ごすことができますね。

まとめ 収入のほかに、仕事への価値観もかわります

ここまでの話しをまとめると、個人事業主は

1.収入が青天井

もっている様々な技術を切り売りして、収入口と報酬の額を無限に増やすことができます。

2.節税できる

事業所得は、給与所得よりも節税できるポイントがたくさんあります。

3.自由に働ける

時間、服装、人間関係、仕事環境など、あらゆる拘束から抜け出せるほか、撤退することもできます。

といったメリットがあると言えます。

僕は会社員時代、仕事がとても辛く感じていたので、仕事が嫌いだと錯覚していましたが、それは間違いでした。

いまは、なかばアルバイト感覚で個人事業ができる世の中です。しかも個人事業はアルバイト以上の気軽さや収入の良さなど、メリットも抱負にあります。

こうした環境で事業をやってみると、仕事自体はけっこう楽しいモノもある、と価値観が変わってきました。

働くことが嫌なのではなく、会社が嫌だったんだ、と思うようになってからは、だいぶ仕事に関してふっきれて考えることができるようになりました。

事業と投資で会社員時代とほぼ収入は一緒になりましたし、さらに伸びる要素も含んでいるうえ、仕事内容は自由で楽しい、やりがいのあるものになりました。

もちろん、事業に全振りした方が良い、と言うつもりはありませんが、もし会社員一本足打法で稼いでいる、という生活スタイルなら、なにか事業を始めてみることをオススメします。

事業内容はブログや動画編集、WEBデザイン、ウーバーイーツ、掃除代行、ベビーシッターなど本当にいろいろです。好きなモノ、取り組みやすいモノからはじめ、まず1円稼いでみる。これをオススメします。

給与所得に加え、事業所得を得ることで、世界は広がります。税金対策、社会保障、社会情勢、ITスキル向上、スキルアップ、あらたな人間関係など、得られるモノは収入だけではありません。

ぜひお金だけではない、さまざまな豊かさを得るために、あなたも事業を始めてみてはいかがでしょうか。

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