お金を守る力について。あなたを豊かにする4つのルール。

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お金持ちになるために必要な力とは、どんなものを身につければよいか、あなたはご存知ですか?

登録者200万人を越えるマッチョライオンで有名な経営者YouTuberの両学長。大変有名な方ですが、一般人が資産5,000万円を越える小金持ちになるためには、5つのお金に関する力をバランスよく備えることをいつも話しています。

両学長の著者でも、この5つの力について、ひとつひとつ解説しながらお話を展開していくなかで、財産の増やし方が体系的に説明されています。それだけ、基本的な、押さえるべき要素ということでしょう。

その5つの力とは

  • 稼ぐ力
  • 貯める力
  • 増やす力
  • 守る力
  • 使う力

のことです。僕自身も、この5つに集約されるお金に関する力については、とても勉強になると思っているので、参考にしています。

正直、まだ使う力については、人に説明できるほどよく分かっているわけではありません。

ですが、他の4つについては、それらの力を磨くことの重要性について、とても実感しています。もし、お金持ちを目指すなら、これらの力をバランス良く伸ばしていくことは、とても大事なことなのではないかと思っています。

今回はこの5つの力のなかでも、僕が個人的に最も重要視している、守る力について、お話ししたいと思います。

お金を守る力について

5つの力は、個々人にそれぞれ別々のバランスで備わっています。ですのでまず5つの力の内容を知ること、そして自分自身がもつ能力の強弱を把握するだけでも、ぐっとお金持ちに近づくと思います。

例えば、どんな仕事をしても、ひとより多く稼ぐことができる人、生活がきちんと稼ぎ出せる人は、稼ぐ力が強いといえます。

また、年収は人並みでも、貯金や節税の仕方がうまく、しっかりと貯め込むことができる人は、貯める力が強いと言えるでしょう

また、投資での運用術に長けていて、入ってきた収益を何倍にもできる人は、増やす力があると言えます。

個人的に僕は、守る力が弱いタイプです。一定の大金を手に入れて、貯めたり増やしたりしても、サイフに穴があるかのごとく、手元からお金が抜け落ちていってしまいます。

貯める力や稼ぐ力などは、自分自身との闘いとなりやすいです。しかし、こと守る力については、あなた自身のみならず、あなたと関わる人、つまり対人関係によるところにも、とても大きく関わってきます。

守る力がないと、せっかく稼いで貯めてとお金を増やしても、失って振り出しに戻ってしまうことがあるだけに、あなどることができません。

今回は、この4つの力のなかでもとくに、僕自身への自戒の意味も込めて、お金を守る力について、僕なりの見解で説明してみたいと思います。

守る力については、その力を強めるためにも意識すべきルールがいくつかあると思いますが、なかでも大切と思うルールを4つに絞りました。

スムーズに億を越える資産に到達するためにも、あなたの資産がまだ小さい頃から守る力を育てていただければ幸いです。

1.ルール1:騙されないこと。

個人的には、資産形成において最も重要なことは、これではないかと思うくらいです。

世の中には沢山のぼったくりや、詐欺商法にあふれています。しかも、それらはいっこうに無くなる気配がありません。

また意外にも、お金持ちにの目の前にこそ現れそうですが、資産形成を始めたばかりの人の前にも現れます。お金持ちの人にはそれなりに、より騙す技術に長けた詐欺師が群がっていきます。

どんな資産レベルの人にもついてくる人々、それが詐欺師です。だから、自分はまだお金持ちじゃないので、お金を持ってから対策しよう、と考えていると、根こそぎ財産を失ってしまうことにもなりかねません。

簡単ではありませんが、騙されないということは、資産形成の第一歩、基本中の基本であると思っています。

これまでの僕の経験から独断と偏見で判断すると、騙す人間の特徴としては以下のような特徴があります。

①優しい、仕事ができるなど、一見いい人なことが多い

騙す人は、まず相手に信用されなければなりません。それだけに、一通りの仕事ができる人が多いです。挨拶が気持ちよい。メールの返事が早い。さまざまな解決策をもっている。領域での経験が豊富。など、一見印象が良いのでやっかいです。

②自分の得意領域では自己中心的な話し方をする

本当にまっとうな人は、自分の領域の話は、聞かれない限り話さないものです。ですが、騙す人は得意領域についてはよくしゃべります。自分がその領域について詳しいこと、自分に任せてくれれば安心だ、と相手に思わせたいという意識が、自然とこのような行動に出るのです。

③サイコパス
語り方が冷たかったり、人間的な熱さがない場面が見受けられたりします。騙す人の行為は、結局のところ人のためではなく、自分が得するために行われます。ですのでその行動には人間臭さや倫理観が欠けていることも多いです。

④あまり人を立てない
騙す人は、結局最後は自分が得するようにいつも仕組みを作っています。そのようなことに集中していますから、相手が幸福になって欲しいという気持ちの余裕がありません。

そのため、普段の言動にその意識が現れてしまいます。相手に配慮した発言や、相手を尊敬したり、立場を立てるような素振りがみられません。

こうした特徴に気を配りながら、お金のことを人に任せないようにすることが大切です

2.ルール2:財布からお金を抜き取る人と一緒にいないこと

two people in black hoodie standing beside a wall with graffiti holding cash money
Photo by MART PRODUCTION on Pexels.com

自分のためにお金を貸して欲しい、自分のためにお金が欲しい、と言ってくる傾向もあります。

こういった人と係わらないというのはわかりやすいですが、なにかを与えつつ、あなたのエネルギーを吸い取る人もいるので注意したいところです。

本当の友達、本当の親類、本当の家族、本当のパートナーは満足感、自己肯定感、信頼感、機会、安心、リスペクト、といった、あなたへのプラスのエネルギーを与えてくれます。

こうした人々はお金やプレゼントなど、実物的なものも与えてくれますが、それも、あなたにプラスのエネルギーを持ってほしいからこそ与えてくれるのです。

物はくれるんだけど、同時になんだかマイナスなエネルギーを与えられる。そんな人もあなたの周りにいないでしょうか?

それは形だけはなにかを与えていますが、あなたをコントロールしようとしたり、マウントを取ろうとしたりしていることが見え見えだからです。

実はこういったひとも少なくないので、これがやっかいなのです。結局あなたのエネルギーを吸い取られてしまいますので、こう言うギフトには注意したいものです。

偽物のパートナーは、エネルギーを奪います。不安感、落ち込ませる、怒り、焦燥感、不信感 を与えてきます。そしてお金、時間、精神的な健康を奪うのです。

本当のパートナーなら、お金を払ってでもこちらから援助したくなるものです。その金額の多い少ないは、自分の裁量で決められますから、気分も悪くないものです。

結局はお金や物ではないと思います。お金や物を払ってでも、プラスのエネルギーがもらえるなら、人はその方が嬉しいと思うものです。

ただし、ことお金を守る、という観点であれば、エネルギーの出入りとともに、お金の出入りにも注意したいものです。

家族や恋人、自分の子供であっても、今この瞬間、あなたの財布からお金を抜き取る人に注意しましょう。

プラスのエネルギーが得られるからと、家族や恋人に気前よくお金を出してしまう人がいます。それ自体は崇高な行為ですが、あなたのお金を守る、という意味では、全く守れていると言えません。

どんなに大事な人にあげるお金でも、あなた自身より大事な人はいませんので、あなたが潰れてしまわないよう、注意することです。

なにより、あなた自身がつぶれてしまったら、大事な人を応援することもできなくなってしまいます。

3.ルール3:テイカーに与えないように気をつける

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Photo by Monstera on Pexels.com

世の中には、giveする志向が強いギバー、もらう志向が強いテイカー、両方の資質をあわせもつマッチャーの3種類がいると言われています。

ベストセラーともなっている、アダム・グラントの著書「GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代」では、3種類の人々についての行動と結果の研究について説明され、さまざまな興味深い考察が述べられています。

著書の中で、もっとも経済的な成功をつかむのはギバーのタイプだが、もっとも成功しないのもギバーのタイプだったという一説があります。

この中の考察では、成功しないタイプのギバーは、テイカーがたくさん周りに集まりすぎて、すべてを吸い取られてしまったことが述べられています。成功をつかむギバーは、テイカーとの接触を避け、その他のマッチャー、ギバーに様々なものを提供した結果、まわりからも助けられる存在となったと言う見解です。

ギバーであれ。は理想ですが、全ての人にギブするのは危険です。テイカーにだけは与えないギバーでいることが大切なのです。

テイカーを見極め、付き合わないようにすること。この「テイカーを見極める」というのが難しいところではありますが、とにかくあなたの大切な何かを奪い取る、吸い取るようなひととは、距離をつくって置く方が良いと思います。

モノやお金は分かりやすいですが、エネルギーを奪う人、なども気をつけるべきところです。

また、知らず知らずうちに自分がテイカーとなる危険性もあります。テイカーにならないよう気をつけたいものです。

4.ルール4:自分だけにいい話は来ない

woman whispering to man
Photo by Sound On on Pexels.com

とくに金融資産5億以上の富裕層にでもいない限り、自分だけに飛び抜けていい儲け話などは来ない。来るわけがありません。

これを忘れて、今の境遇を抜け出したいからと一発逆転を狙えば、必ず失敗します。

富裕層のほとんどは、当たり前の話を組み合わせて儲けを出しています。

利回り5%くらいの手堅い投資商品を組み合わせて、盤石にお金を増やしていこうという、強いマインドがあるのです。

さっさと稼ぎきりたい、すぐに大金を手に入れたい、あり得ないほど効率よく稼ぎたい、などと考えてしまうと、詐欺師の思うつぼです。

高利回りやハイリターンといった手っ取り早い方法に手を出し、結局は虎の子の資金を全額失ってしまうことになりかねません。

いまだけです、あなただけにコッソリ、まだ世に出ていない特別な方法、まだ誰も気づいていない、、といった言葉が出てきたら、要注意です。

欲をかかずに、どこにでもありふれた方法で、じっくりと。これが富裕層がお金を増やす王道です。

まとめ あなたの努力を台無しにしないために、守る力をつけよう

young female boxer in defense stance
Photo by Victoria Borodinova on Pexels.com

今回の話をまとめると、お金を守る力として

1.ルール1:騙されないこと。

2.ルール2:財布からお金を抜き取る人と一緒にいないこと

3.ルール3:テイカーに与えないように気をつける

4.ルール4:自分だけにいい話は来ない

といったところに集約されます。

詐欺や強奪だけでなく、人間関係や自分自身の判断ミスも、注意を怠ればお金を失う大きな原因となってしまいます。

自分自身に言いたいことではありますが、どんなに頑張って稼ぎ、貯め、増やしても、守る力がなければ、お金は根こそぎ失くなってしまいます。せっかくの努力をむだにしないためにも、稼いだ分は持っておきたいものです。

人生一度や二度の失敗はつきものです。失くなったところから、また稼ぎ、貯め、増やしていけばよいのですが、できれば失いたくないですよね。

守る力そのものは、鍛え上げても一円もお金は増えません。ですが増えれば増えるほど、増えたお金を奪われる機会も多くなります。

富裕層マインドを磨きあげるために、守る力をそだてる意識も、賢く育てておきたいものです。

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